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[SI146]小吉の女房

小吉の女房 第7回「お信、花魁の文使いになる」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
私気づいてなかったんですけど、登勢役の江波杏子は、昨年10月に他界してたんですね。
NHKのドラマは朝ドラと大河を除き、撮影が完全に終了してから放映開始されるので、10月の時点ではすでに撮影が終わっていたのでしょう。
硬軟こなすいい女優さんだったので、もうちょっと長生きしてほしかったですね。
私が印象的だったのは、朝ドラのカーネーションで、栗山千明演じる主人公の友人役の晩年を務めたことです。
何だかとっても納得のいくキャスティングだと思ったのを覚えています。
さて今回は、お信がひょんなことから知り合った吉原の女郎と、部屋住みから役付きに取り立て上げられた幕臣との、悲恋のお話でした。
女郎と客という垣根があるにも関わらず、こよなく愛し合っていた2人だったのですが、男の方が役付きになったのをきっかけに、様々なすれ違いやいざこざのせいで、結局2人揃って心中するという、悲しい結末になってしまいました。
正直後味が酷く悪かったですね。
あと、お信が中野碩翁に相談したところ、中野がその女郎を見受けし、その男と添え遂げさせようとしたのは、さすがにやりすぎなのではないかと思いました。
お信はともかく、その幕臣と女郎は中野にとってはまったくの他人ですので、そんな話にいちいち首を突っ込んで金を出していたのでは、いくら金があっても足らないでしょうに。
今回小吉はほとんど出番がなかったですね。
彼が出てくると楽しくなるのでちょっと残念でした。
次回はもう最終回のようです。
1回電波状況が悪くて見逃したせいか、それともとても楽しく見ていたせいか、あっと言う間でした。




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