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シン・ドラマ汁


いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文

いだてん~東京オリムピック噺~ 第8回「敵は幾万」
NHK 日曜夜8時~
▼赤ゲットの兄
今回は、上京してきた兄・実次との話、四三の壮行会、そしてついにストックホルムに向け、
東京を旅立つ四三たち一行の姿が描かれました。
ちなみに今回のサブタイになった軍歌「敵は幾万」を、母は知ってましたw
四三と同じように赤ゲットをまとって上京した実次ですが、この赤ゲット、
おのぼりさんとか初めての洋行者なんかの代名詞でもあったようですね。
なので多分ちょっと小馬鹿にしたニュアンスが含まれてたんだと思います。
実次が言うには、すやが結婚することになり、
自分も東京から帰ったらすぐ参列することになっていると。
皆から応援されオリンピックに行けることになった歓びも半減ですね。
ですがこの頃、見合いや親が勝手に決めた縁談などで結婚することが多かった時代ですので、
こういう失恋の仕方というのは多かったことでしょう。

▼重圧
徒歩部の部員や寮生たちががんばって、全国の高師や街頭で募の金活動の結果、1500円が集まり、
それに実次が持ってきた1800円のうちから300円足して、
自分では一銭も払わずオリンピックに行けることになった四三ですが、
国から金を支給されるよりずっと、重圧が増えてしまったような気がしますね。
何となくストックホルムでの結果を知っている私にとって、どうなるんだろうと今から心配です。
そういえば実次は、スヤの嫁入り先に畑を売り、それをタダで貸してもらう形で
1800円を用立てましたが、300円しか払っていないのだから、かなり買い戻せますよね。
こちらもどうなったのか気になります。
返してもらえなかったとしても、ちゃんと家が続いていれば、
そのうち農地改革で戻ってくるでしょうけどねw

▼見送り
新橋での壮行会もすごかったですね。
あの町は全部作り物なのか、作ったのは一部だけで背景とかはCGなのか、
どちらにせよNHKの本気を見ましたね。
四三は嘉納に作ってもらったシルクハットとモーニングの礼装、
弥彦は当時流行の最先端だったカンカン帽にダブルのスーツといったオサレなスタイルで、
2人の立場の違いを際立たせていました。
弥彦はどうせ母にも兄にも大反対されるだろうと、オリンピックへの参加を家族に相談せず、
自分で決めて勝手に行こうとしてましたが、お金はどうしたんでしょうね?
そのくらい小遣いでもらっていたのでしょうか…。
前回四三との会話で、母は自分には関心がないと言っていましたが、反対していたはずの母が、
シマたちに支えられながら新橋に到着、涙ながらに弥彦を送り出したのです。
この時代、やはり洋行というのは命がけというイメージがあったのでしょう。
特に弥彦の母は恐らく江戸時代の生まれなので、そういうイメージが強かったものと思われます。
そして実は、バカな子ほど可愛いんですよねw
いつも強気な弥彦が、珍しく涙を見せた、感動のシーンでした。
しかし、嘉納が汽車に乗れず、代わりに可児が乗り込んでしまい、どうなってしまうのでしょうw
史実はどうなのかなと思いましたが、調べないw
あと汽車の中で記者が(シャレじゃないです)四三にインタビューしていて、
記者の質問に四三は、はいはいと頷いていただけなのに、
記者の発言が全部四三が言ったことになってしまっているのには、笑いましたねw
でも故郷の家族たちは喜んでいたので、あれでよかったのでしょうw

▼さらばシベリア鉄道
私覚えてないんですが、どうやらこれはぐっと年代が下って、1980年にリリースされた
歌・太田裕美、作曲・大瀧詠一、作詞・松本隆の流行歌だったようです。
シベリア鉄道に片道2週間あまり乗っていたわけですから、そりゃいろんなドラマがありますよね。
どんなロードムービー(レールムービー?)になるのか楽しみです!




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