いだてん～東京オリムピック噺～ 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2019/03/25 16:44:18
いだてん～東京オリムピック噺～ 第12回「太陽がいっぱい」
ＮＨＫ 日曜夜８時～
▼播磨屋騒動(第２部)
足袋屋の播磨屋役のピエール瀧逮捕を受けて、代役として三宅弘城が登板することになりました。
三宅は年齢がピエール瀧とほぼ同じ、様々なドラマに脇役として出ているので、
ドラマをよくご覧になる方なら「ああ、あの人か」と分かると思います。
軽妙な演技をされる方で、ピエールと比べるとちょっと軽い感じがすると思います。
さすがに今回は出なかったので、いつ登場するか楽しみです。
今回、走る四三が幻影で東京の町中での同輩や知り合いの姿を見ていた時、
恐らく播磨屋も登場してたんだろうな～と思いながら見てました。
▼父との思い出
今回は、ついに四三がオリンピックのマラソンに出場した模様が描かれました。
体調がよくないのに無理をしてスタジアムに行こうとする大森を背負っていったのは、
事実かどうかは分かりませんが、もし事実なら確実に四三の体調に影響していますよね。
大森はスタジアムでの観戦を遠慮すべきだったと思います。
もしくはこの時代にあるかどうか知りませんが、車椅子を使うべきだったでしょう。
ハイジに出てくるクララが乗っていたので、西洋なら多分あったと思いますがｗ
体調不良を訴える大森とともに歩いたことで、
四三は父とともに熊本高師に嘉納を見に行ったことを思い出します。
あの時四三は、体が弱いのに自分のために我慢して歩く父を見て、
何もしてあげられない自分に無力感を感じていたのかもしれないですね。
だから自分のためにスタジアムに行こうとする大森を、背負わないではいられなかったのでしょう。
▼四三疾走失踪
そしてついに、マラソンのレースが開始されます。
沿道には驚くくらい観戦者がいましたね。
紀行で、１０万人以上の市民が応援に駆けつけたと言ってましたが、
あの当時でもオリンピックはかなりメジャーな大会だったことが分かります。
しかし北欧とはいえ夏は３０度に達する暑さと、ちょうど天候が快晴だったせいで、
ランナーたちを太陽がギラギラと照らしつけ、四三も参ってしまいます。
３０度でこの有様ということは、来年の東京オリンピックどうなるんだよｗ
場所によっては１日中３０度以下にならないなんてとこも珍しくないですよね。
もう朝４時から始めるとか、いっそマラソンを冬にしてしまうとかしないと、どうにもならんぜよ。
というか、５０年あまり前の東京オリンピックは１０月に開催されたんですよね。
どうして７～８月なのか。
そして他の月から祝日を移動させるとか本当にやめてくれ。
あ、話それましたねｗ
とにかく朦朧として倒れた四三が、次気づいた時には自分のホテルの部屋で寝てました。
このエピソード、実は私知ってまして、道を間違えて倒れたところまでは合っているのですが、
その後のエピソードは次回やるのかな。
弥彦はすべて予選落ち、四三はレース中に失踪と、踏んだり蹴ったりの日本選手団ですが、
この後どうなるのか、気になりますねぇ。
▼スヤの応援
スヤが夫とともに金栗家に鯛を持って訪れ、
なし崩し的にそこで四三応援の宴会を開くことになってしまいます。
テレビもねぇ、ラジオもねぇ時代、数日後に新聞を見るくらいしか、
レースの結果を知ることはできないのに、よく盛り上がれたなぁｗ
ちなみにこのスヤですが、ふとしたきっかけで見た記事に、
実は四三と結婚するまではずっと独身だったと書いてありました。
つまりスヤの今の結婚は架空の出来事ということになりますね。
ちゃんと調べてないから分かりませんけどもｗ
▼復活
次回のサブタイは、なんか普通の言葉ですが、恐らくトルストイの小説だと思います。
他にも同タイトルの映画があり、それはトルストイ原作ではなく
キリストの復活を題材にした映画ですが、知名度から言ってトルストイの方ではないかと。
ただいつものようにドラマの内容にはまったく関係ないと思いますｗ
勝手に想像すると、挫けた四三が再起する話かな～と。
ちなみに私、次回のあらすじは読まないタイプですｗ
予告編くらいは見ますけどね。
さすがに道間違えて一般市民に助けられるというおいしいエピソードを
ドラマに盛り込まないはずがないですもんね。
三宅播磨屋は４月から登場するそうなので、
ひょっとしたら次回初登場するかもしれません。
よくわかりました。
朦朧として倒れた四三が、次気づいた時には自分のホテルの部屋で寝ていて
急に回想シーンへ。
で、足袋やの主人が・・・で
大森氏が、静かに息を引き取る
ＮＨＫの、粋な計らいでしょうか？