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いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文

いだてん~東京オリムピック噺~ 第28回「走れ大地を」
NHK 日曜夜8時~
▼揺れる田畑ジャパン
2週ぶりとなる今回は、日米対抗戦に勝利した水連はますます調子付き、
ロサンゼルスオリンピックを目指すも、世代交代の波や満州事変などの政局の変化に翻弄される様子、
オリンピックを目の前に起きた515事件などが描かれました。
まずは日米対抗戦ですが、結果的に日本の大勝利に終わったのですが、地元で行われたことや、
アムステルダムオリンピックで活躍した日本人選手が不振に終わったことなどを念頭に入れると、
田畑はこの結果に満足できなかったようです。
メダル至上主義の田畑は、加齢による不振に陥ったベテラン選手の指導に尽力すべきと主張する
松澤監督と真っ向から対立、その歯に絹着せぬ物言いに、選手からも反感を買います。
ただ田畑がメダル至上主義なのは今に始まったことではないし、
空気が読めないのも昔からなので、彼の主張は首尾一貫してると、私は思います。
しかしそれについていけない人もいることもまた事実。
どのスポーツにでも起こりうる問題なのではないでしょうか。
ただやはり、4年に1度しかないオリンピックですと、実力主義になってしまうのは、
仕方ないことなのではないかなと思います。
死んだ両親が毎日枕に立ち、ノイローゼ気味になっていた前畑が、
鶴田に一目惚れしたことによりスランプを克服したのは面白かったですけどもw
気になって調べてみたのですが、結婚相手は別の男性だったようですw

▼満州事変~515事件
そんな中、中国では満州事変が起き、なんかいろいろ大変な感じになってきます。
頭の悪そうな書き方をしたのは、このことについてあまり詳しく触れたくないからですw
満州事変の後処理ができなかった当時の内閣は総辞職、引退していた犬養毅が引っ張り出されます。
犬養を演じていたのは塩見三省ですが、結構似た感じにしてましたね~。
高橋是清宅を訪れていた田畑は、この人事をすっぱ抜き、初の特ダネとなります。
田畑は犬養とも会談し、自分が企画・主催するオリンピック応援歌発表会への
出席の約束を取り付けます。
それがちょうど昭和7年5月15日でした。
思えば昭和ってほんと長いですよね…。
後半に生まれた者にとっては、ひとくくりにされたのでは堪らないw
平成最初に生まれた人と、令和30年くらいまでに生まれた人を
ひとくくりにするようなものですからね。
閑話休題。
この時できたオリンピック応援歌が、今回のサブタイにもなった「走れ大地を」だったのですが、
もちろんと言うか、残念ながらというか、当然犬養はその発表会には参加できませんでした。
ドラマの犬養については、今回出て来たばかりですぐ殺されてしまったので、
あまり思い入れはありませんが、それでも惜しい人を亡くしたと思います。
そして、こんな時だからこそと、選手団はロサンゼルスオリンピックに旅立ちます。

▼夢のカリフォルニア
ママス&パパスが1965年に発表し、大ヒットした歌のタイトルだと思います。
ただ私はこの歌知りませんでしたw
ユーチューブで聞いてみたけどまったく聞き覚えがありませんでした。
もしかしたら2002年に放映された堂本剛主演のドラマの可能性もワンチャンあるかも。
こちらも見たこともなければ、まったく記憶にもないのですがw
前にも「櫻の園」というサブタイで、チェーホフの小説かと思いきや、
吉田秋生のコミックの方が内容的に近かったということがありましたのでねw




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