[SI239]シャーロック／ニッポンノワール
- カテゴリ：テレビ
- 2019/11/27 17:43:20
シャーロック アントールドストーリーズ ＃８ フジテレビ 月曜夜９時～
今回は、紹介制のビジネススクールの卒業生２人が心中したと思われる事件でした。
２人とも男性なのはそんなに珍しいことではないですが、現場には経産省に勤めていた柴田の走り書きがある写真が残っており、写真はライオンの死体でした。
ライオン、つまり獅子ということで、江藤警部は誉のところに事件を持ち込みます。
事件自体は大して複雑なものではなく、ビジネススクールの不正を暴くため、柴田が身分を偽って入校していたところを、校長の安蘭世津子に気取られて、安蘭を崇拝する秘書に毒入りのチョコレートを持たせて柴田を殺害、恋人の三崎が死体を見て絶望して自殺というのが筋書きでした。
三崎はよくチョコに毒が入っていたのに気づいたなとか、秘書はどうして置いていった写真を素手で触ってたんだろうとか、いろいろ疑問はありましたけども、それよりも安蘭が前々回で出てきた平田教授に、殺人の告白をしていた女性だったことが重要です。
まあ若い頃のビデオなので、女優さんが違っていたため、気づいた視聴者は少なかったかもｗ
誉は気づいていたかもしれませんけどね。
そして安蘭に悪事を働かせていたのが、例の守谷。
しかし最後に安蘭は服毒自殺し、残念ながら守谷への糸は切れてしまいました。
あの場面で一番気をつけないといけないのは、犯人の服毒なのに、誉も江藤も何やってんだｗ
そして今回の目玉は何と言っても、誉の兄・万亀雄が登場したことでしょう。
原作で出てきたマイクロフト・ホームズがモデルです。
このマイクロフト、身分こそあまり高くない役人でしたが、卓越した頭脳で裏から政府を操っていると言われるほどの重要人物でした。
こちらの万亀雄は詳しくは分かりませんが、官僚であることは間違いないですね。
この万亀雄を高橋克則が演じており、貫禄、怪しさ、頭の切れ具合のどれをとってもマイクロフトのイメージにぴったりで、何だか嬉しくなってしまいました。
早速弟に情報を教えることで、事件を解決に導き、弟にまともな職業に就く約束をさせるという、公私ともに自分に有利に働くように差し向けてましたね。
まぁ誉にまともな仕事ができるとは思えませんけどｗ
こうなると、ますます守谷のキャスティングに期待が高まるというものです。
今回誉がバイオリンを弾いていたのは国会議事堂前ｗ
あんなところで弾いてて、職質とかされないんですかねぇｗ
ニッポンノワール－刑事Ｙの反乱－ ＃７「極秘地下組織」 日テレ 日曜夜１０時半～
今回は、警察病院に潜入した遊佐は何とか逃れるものの、施設は組織によって爆破され、克喜も連れ去られてしまい、遊佐は克喜を取り戻そうと、克喜の祖父である元警察庁長官である碓氷正明のところへ行こうとするも逆に捕まり、正明からニッポンノワールの部門の１つである「人格矯正プログラム」について聞かされるというお話でした。
今回でかなりニッポンノワールの正体が明らかになってきましたね。
元々は凶悪犯罪に対する極秘組織でしたが、そのうち主に未成年の犯罪者の人格を矯正する部門が派生し、そのために人体実験を行い、当時荒くれ者だった克喜は、人生をやり直したいと考え、自ら志願してプログラムを受けたそうです。
そして驚くべきことに、捜査一課の宮城刑事も、元は殺人犯でしたが、人格矯正プログラムの被験者第一号として、別人の人生を歩むことになった人物だったのです。
しかもウィキペディアを見てみたところ、同じ武藤将吾が脚本を担当した堺雅人主演のフジテレビのドラマ「ジョーカー 許されざる捜査官」の第１話で、宮城を演じている細田善彦が、殺人を犯し主人公に成敗され、世間的には神隠しにあったことになった木内という人物を演じており、2010年という時期もぴったり合い、恐らくリンクしているものと思われます。
同じ局なので３年Ａ組とのリンクは多々見られますが、ジョーカーともリンクしていたなんて…！
ジョーカー、結構好きで見てました。
ちょっと過激で現実離れした雰囲気が、確かにニッポンノワールと似てました。
堺主演のドラマとしては当時視聴率はイマイチでしたが、今だと好視聴率！とか言われる範囲ですｗ
そして遊佐は警視総監に何か言われた南部により、また捕まってしまいます。
南武は一体警視総監に何を言われたのか…。
あと、人格矯正プログラムはニッポンノワールの一部門に過ぎず、他にも何かやらかしてそうなので、それが何なのかも気になりますね。
他にもガスマスク男の正体とか、予告で生きているところが映っていた才門のことも気になります。
まぁこの手の予告は回想シーンだったりもするので、予断は禁物ですね。
そろそろニッポンノワールの全容が見えてきましたが、どういうところに落とすのか、そして大どんでん返しはあるのか、最終回まで目が離せませんね。
