[SI252]相棒 season18
- カテゴリ：テレビ
- 2019/12/12 17:44:22
相棒 season18 第９話「檻の中～告発」 テレビ朝日 水曜夜９時
今回は、東修大教授の皆藤の保釈金が、納付前に強盗に奪われた事件の後編でした。
前半で分かったことは、ライフケアから皆藤への妨害はあったものの、佳奈恵はライフケアとは無関係で、横領の冤罪及び保釈金の強奪は佳奈恵主導だったこと。
彼女の一連の犯行は、皆藤への深い愛情から起こしたものだったのです。
事の発端は桝本の妻がサルウィンで爆弾テロに巻き込まれて死んだ事件。
桝本が現地に葬られた妻の墓に参った時、現地の少女から、爆発寸前に小さなドローンを見たと聞いたことから、彼はいろいろ調べ上げ、ついに皆藤が開発した技術がライフケアを通じて東亜ダイナミクスという防衛技術を開発する企業に売られていたことを突き止めたのです。
東亜ダイナミクスは、今シーズンの１～２回にかけて放映されたエピソードでも出てきましたね。
まず開発者の皆藤に接触した桝本は、彼が自分の開発した技術が軍事に転用されていたことを本当に知らないと分かり、２人でこの件を告発することにしますが、記事が差し止められてしまったため、ある場所をその技術で爆破することで、嫌でも調べられるように仕向ける計画を立てたのです。
以前皆藤とつきあっていたこともあった佳奈恵は、そんな彼らを止めようと、皆藤にあらぬ罪を着せて拘置所に閉じ込めようと考えたのでした。
「檻の中」というサブタイには、二重の意味が込められていたということですね。
そして彼らが爆破しようとしていたのは、皆藤が保釈されて戻った東修大の研究室でした。
記事を差し替えられたことで、まともな手段で告発できないと悟った皆藤たちは、彼自身をテロと同じ手段で殺すことによって、世間に訴えるとともに殺人兵器を開発してしまった罪を償おうとしていたのです。
うーん、何かもっと他にも方法がありそうな気がしますがｗ
東亜ダイナミクスを狙わなかったのは、無関係な人の命を奪いたくなかったから、ということですが、大学を爆破すれば大学にすごい迷惑がかかりますよね…。
あと何故わざわざ遠方にいた桝本に操作させたのか。
あのタイプの小さなドローンだと、電池は持って１０分、普通は５分くらいしか持たないそうです。
それを皆藤の研究で長時間移動できるようにしたのかもしれませんが、それにしても風や障害物などの不測の事態が起きることも考えられますし、長距離の移動は無謀としか言えません。
この前後編で今年は終わりかなと思いきや、まだ来週あるようですし、どうしてこの時期に前後編の長いエピソードをやったのか、よくわかんないです。
