Nicotto Town


サブアバの適当ブログ


魔法学園 朱音 文化祭編?


いきなりだが私は女だ 女性平均より若干背が高いし胸は無いが女だ。

料理はそんなに上手くないし、まあ口は悪いし女友達の話にはついていけない。

服も制服か私服だったら動きやすさ重視の、レディースだかメンズだがよく分からない服を着てることが多いが

いま私が着ている服は完全に男物だ 所謂男装というやつである。

「おおーやっぱり普通に似合ってるな」

私の数少ない男友達と呼べる存在である翔が言う やっぱりってなんだ。

「本当に似合いますね、朱音さんかっこいいですよ。」

魔法学園の教師である亜由美先生も言う

女子力の塊のような先生はどんな格好してもきっとかっこいいとは言われないだろう。

シャツにネクタイ、黒いベストにエプロンとズボン、今の私はまるでギャルソンだ。

というか男物だと聞いていたのに肩幅ぴったりなのはなぜだ?私は女じゃなかったのか?

「私はきっとこういう服は似合わないのでうらやましい限りです。」

先生は女子力の塊なのでこういう服より、可愛らしい服のほうが似合うだろう。

逆に私が可愛い服を着たら、似合うなんて言葉は出てこないだろう 我ながら悲しい。

「いや朱音も似合うが神羅もなかなか・・・ブブッ」

そういって翔は私の足物でふてくされて丸くなっている黒猫を見て笑う。

黒猫、もとい神羅にはこれでもかと言うぐらいリボンやフリルがつけられてた。

「人生最大の屈辱にゃ・・・・」ふてくされながら神羅はつぶやく。

普通猫は喋らないが神羅はとある理由・・・というか私のせいで喋れるようになった猫だ。

神羅はオス猫だからリボンとフリルをつけられまくったこの姿は女装と言えるだろう。

「というか文化祭でなぜか女装男装喫茶になったとは聞いたけど何で私たちだけなんだ?」

そうだ、私が男装しているのは文化祭の出し物の一つだからだ

亜由美先生はともかく顔見知りの何人かも翔も男装女装してない 疑問に思っていたら翔が説明してくれた

「この学園はクラスとかそういう概念ないだろ?」

そういえばそうだ じゃあ何で私は女装男装喫茶に参加する羽目になったんだ

「だからこの間どのイベントに参加したいか生徒の希望を聞く集まりがあったじゃないか」

「ああ、授業じゃないうえに強制でもないからって私も神羅も参加しなかったやつ・・・」

文化祭の出し物なんて興味なかったから参加せずに勉強してたときだ。

ちなみに神羅はその日近所のメス猫をナンパしてた 人語で喋った瞬間に逃げられてたけど

「来てないやつはほとんど自動的に男装女装喫茶か準備期間中ずっと装飾作る係にされてたぞ」

なにそれ後者がよかった いや男装にものすごい抵抗があるわけではないが

後者ならば装飾作れば文化祭当日一日自由に出来るじゃないか

「装飾係がよかった・・・」思わずつぶやく

「まあ来てない生徒がどっちのイベントに参加させるかはほとんど男装女装似合うか否かで先生たちと来てる生徒の独断だったけどな」

それなんだかんだで来なかった生徒全員男装女装喫茶参加にさせられそうだ・・・。

「そんなの酷いにゃ!横暴にゃ!」

リボンとフリルまみれの神羅が叫ぶ いやこれは私たちの自業自得だろう。

「ちなみに自らリクエストしてこのイベントに参加したやつもいたぞ」

マジか どこの変人または変態だろうか

「どこの変態だにゃ!」神羅が私が思ったことと似たようなことを言った。

「来希さんとかそうですね イベント掛け持ち参加者も何人かいました」

顔立ちは整っているのに呼吸するようにナンパしてくるあの来希か

「あのナンパ男か・・・・というか掛け持ちとか出来るの?」

「ああ、出来るらしいな まあ一部のノリの塊みたいな奴だけだけどな・・・」

「そういえば翔はなんのイベントに参加してるのにゃ?」

「え?ああ・・・・演劇の大道具だけど」

うわ、地味だ わざわざそれを希望したのか ある意味彼らしい。

「演劇の大道具なんか地味すぎるにゃ!一緒に女装するにゃ!掛け持ちでも可にゃ!一緒に被害者になるにゃ!」

「いや、やらねえよ?希望言わなかった自業自得だろう。」

正論だ、でもこれから私らと同じように希望を言わなかったあまり参加させられてる人たちと、

自らこのイベントに参加しおそらく気合を入れた、女装男装してくる人たちと接客しなきゃいけないと考えるとかなり苦痛だ。

「・・・そういえば亜由美先生はイベントに参加するにゃ?」

どうしても被害者を増やしたいのか神羅が亜由美先生に話を振る。

「そういえば何人かの先生もイベント参加してたな 先生はどうなんだ?」

翔も気になったらしく亜由美先生に尋ねる

というか先生も参加できるのか そういえばこの学園の先生滅茶苦茶ノリ良いんだった

「あー・・・私はどれにも参加するつもりは無いんですよ 当日一日警備の仕事するので・・・」

「他の先生はイベント参加しているのににゃ!?」

「その、ノリのいい先生や学園長がド派手な魔法発動させてそれで怪我人が出たりするのことが私が在学中にもあってですね・・・」

そんなことが長いこと毎年のように起こるのか、そんな文化祭の警備なんて地獄か。

「神羅、こうなったら腹くくって男装女装喫茶とやらを安全第一で成功させようか。」

私がそう言うと神羅は諦め顔でこくりとうなずく。



姉さんに朱音ちゃんの男装を描いてもらってテンション上がったので

朱音ちゃんの男装の話を書きたかったのだがただの文化祭の話になりました

というか前の過去話より長くなっちゃった!もうちょっと短くまとめられないのか私は!

あい変わらず駄文でごめんなさい この話も何も伝わらない気がする

ちなみにこれは文化祭本番数週間ぐらい前の話です いつか当日の話も書きたい

あと来希は私のキャラじゃなくよその人のキャラです

姉さんが来希がノリノリでメイド服着こなしてる絵を描いてくれたので名前だけですが出してみました

問題あれば編集します




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.