そろそろみんな疲れてる
- カテゴリ:日記
- 2011/04/03 21:07:39
被災地の隣県である山形県は、津波の被災者と原発の避難者を受け入れしています。
しかし・・・・
こんなこと言うのはいけないことだと理性では解っているのですが、それにしても・・
原発避難者の態度が悪い☆
いやね、わかるんだ、解るんだよ、どっちの人も大変な事情を抱えていて、何かに八つ当たりしなくちゃやっていけない気持ちは解るよ。それでも・・・ねぇ?
やっぱり津波被災者の場合は、家も全部流されちゃって、家財道具どころか着る物もなにも無く身一つ。被災地ではパン一個を分け合って食べているような状態で避難してくるので、温かい食事が出てくるだけでもありがたい。乾いた服や毛布をもらえるだけでもありがたいと涙してくれる人もいる。
それに対して原発避難者の場合、逃げるのにも猶予があり、意外と家財道具一式もってきている人が多く、それなりに現金も持っている。直接自宅が打撃を受けたわけでもなく、避難してくる前までは普通に生活していたわけで・・・出される炊き出しに露骨に嫌な顔をする。使い古しの毛布は嫌だとごねる。人と一緒に体育館で寝るのは窮屈だと文句を言う。
事情はわかる、自分だってきっとそうなる。それでも、それら全部を受け止めてやれるほどこっちだって人間が出来ていない。
お金は持って来ているから、外食に来る避難者もいる。勤務先のファミレスにも、災害後よく来るようになったお客様の中に、いつもピリピリイライラしている客が混じるようになった。
「なにこれ! 写真と違う!」
「ちょっと! 昨日より少なくない!?」
「早くしてよ、もう5分も待ってるのよ!」
「お皿が汚い! こんなの食べたくない!」
なにしろお湯どころ山形県。うちの店の側にも無料開放している温泉がある。そこを利用したついでにやってくる避難者達の八つ当たりは、つい従業員たちも辟易してしまう。駐車場に県外ナンバーが並んでいると、ついついうんざりしてしまう。
しかも息詰まりな体育館にいるよりは、空調の整ったファミレスにいる方がずっと良いのは解るけれど、朝からずっと帰らないのも非常に困る。
そりゃあね、津波で流されて何も無い被災者達には、いずれまた自分の住んでいた土地に戻り故郷を復活させようとすることも出来るし、新しい土地に移る事にしても故郷がなくなるわけじゃない、それなりに希望がある。
たいして原発避難者の心情たるや、きっと複雑だろう。下手をしたら故郷は立ち入り禁止区域になってしまうかもしれない。持ち出すことのかなわなかった家財道具を取りに入ることすら出来なくなるかもしれない。思い出の土地は、チェルノブイリのように廃墟になるかもしれない。
津波でさらわれたのなら諦めもつく、凄まじすぎる天災は、誰に八つ当たりできるものでもない。しかし原発事故はある意味人災のようなもの。つい先日まで当たり前にあった生活が、いきなり危険に晒され窮屈な生活を強いられるストレスはきっと半端のないものなのだろうけれど・・・・
それにしても、それをだれかれかまわずに八つ当たりして良いというものでもないだろうと、サービス業従事の身は、日に日にストレスが増すのです。
そういう態度では、次は助けて貰えないよね!
住めなくなって、山形に移住しても、村八分にされるわよ!!
臭いなら洗えばいいじゃない!(お金もってんなら、コインランドリいってさ。)
新品買えばいいじゃない!しまむらなら冬ものセールがお安いわよ!
(ピンコなんて、古臭い毛布にお金払って民宿泊ってたよ!スキー旅行の時wwww)
それすらなくて、凍死してる避難民もいるっていうのに・・・なんだかなぁ。
あ、既に放射能に汚染されて、怒りっぽいんだ・・・・・・・って思ってイカリを飲み込むか・・・;;
頭ではわかってるつもりだけど、やっぱりイライラした態度をされれば、こちらもついムカついてしまうもので・・・それこそ「こだまでしょうか? いいえ、誰でも」状態です。
この時期はお客様も殺到するし、勘弁してほしいっす!
フラストレーションの蓄積が、更に助長されて八つ当たりするのも良く解る
けれど、八つ当たりする場所は此処じゃないよね
ストレスは、精神衛生にとても悪いけれど、冷静な判断は失わないで欲しい
サービス業をすると、ウツになりそうだよ^^;
頑張って欲しいと簡単に口にしてしまうけど、
みなさん、そうとう、ストレスがたまってきてるんだろうね。
そういう方々の、そういう部分のケアができるようにならないと、
ダメなんだろうね…きっと。