紅茶の定義
- カテゴリ:日記
- 2011/04/16 21:38:39
ファミレス勤務のひかるくん。ドリンクバー周に散らばっている茶葉の掃除を行っていたら、客さまに言われました。
客「ねぇ、紅茶ってどれ?」
はぁ? である。一般的にダージリンもアールグレイもカモミールもアップルティもジャスミンもローズヒップティだって紅茶と称されている。
ひかる「こちらにありますけど、使い方が解らないのですか?」
ホットドリンクコーナーの紅茶のコーナーを指し示します。当店はティーパックではないので、お茶の煎れ方が解らない人が多い。でもお客様は納得しない様子で。
客「紅茶よ紅茶! 解らない? 紅のお茶って書くのよ、知ってるでしょう!?」
知ってますよ。紅茶の文字くらい小学校のころからわかっていますけど・・・このお客様が何を言いたいのかが、解らないんですけど・・・
ひかる「アイスティーのことですか? アイスティーならこちらのサーバーです」
客「だーかーらー紅茶を探してるのよ!」
ひかる「??? 紅茶の銘柄を言っていただけますか?」
客「紅のお茶っていってるじゃない!?」
なんだか薄々理解してきた。どうやらこの客はセイロンティのような、普通(?)のお茶が飲みたいんだなと・・・
見た目50は超えていそうなご夫人に、ここで世間一般の紅茶の定義を教えるのもメンドクサイので「当店にはセイロンティはないですが、一般的に、ダージリンかアールグレイティを紅茶といいますね、お好きなほうをどうぞ」とやり過ごしました。
ですので、家に帰ってから紅茶の定義をネット検索してみたんですけど。
完全発酵した茶葉のみを使用したものを紅茶と称るようで・・・。
紅茶葉に種類の違う葉や植物(ハーブだとか花本来だとか)を混ぜているものは、厳密には紅茶といってはいけないようで・・・
結局その客は、渋々紅茶葉のコーナーを見回してから、4月限定の桜の紅茶を飲んでいましたけど・・・・
お客様! それ紅茶じゃないです!
って取り上げればよかったかしら?wwww
人を無知扱いする前に、自分の無知を知れよな!
セイロンティはいつでも飲めるけど、桜は外で入手しないと〜ってな感じでさw
そして強く言ったことも忘れて、お茶を堪能♪みないな〜(爆★))(爆★))
(おばあちゃんだったら、ひかるたんもここまで切れなかったであろう・・・。)
最近は、フレーバー・ティの種類が多く、コーヒーのように産地にこだわる人もいないだろうし、
紅茶専門店でさえ香り付けしたフレーバーメインだし、知らない人いても仕方ないのかもね・・・。
「日東ですか?リプトンですか?どちらの紅茶をお求めですか?」
なんて、紅茶メーカー名で聞いてみるか?www
私は、ベルガモの香り豊かな、アールグレイが好きですわん♪