放射性物質関連の思い出？（コメ閉じ）
- カテゴリ：ニュース
- 2011/03/17 15:35:08
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震災の後、
どうしてもつぶやきを思いつけなくて、伝言版で書くことを思いつけなくて、
ブログを書いても、コメントを受け付けることがなかなかできなくて。
なので、気持ちが上向くまで、元気が戻るまで、ご訪問をほんの少しだけお休みします。
インは少しして、皆さんのブログを時々少し見に行くかも。
再開したときには、こちらから皆さんのところにご挨拶に伺う予定で
その場合、お友だちとお気に入りからになると思うのですが、
お気に入りの人数制限のため、入れたくても入れられていない方も少なくないです。
（お気に入り人数を増やすよう、要望は出してあります。）
なので、もし行けなかったらすみません。
なんとなく思い出したときにでも遊びに来てください＾＾
伝言版も閉じる予定でしたが、やっぱり開いておきます。
いただいた伝言は、できるだけ目を通すつもりではありますが
もし、読まないまま流れてしまったらごめんなさい。
以下は、本来のこのブログの内容です。
コメントを受け付けるつもりで書いたけれど、やっぱり無理でした。
－－
福島第一原発関連のニュースは、ほんと不安です（´･ω･‘）
最初にニュースを見たときには、
すぐに対策がとられて安全な状態になるだろう、と思っていたけれど
日に日に、時間が経つごとに、だんだん状況が悪化していって＞＜
とはいえ、これこそ本当に何もすることができないので
最善を尽くそうとしている関係者の皆様を見守ることしかできないのですが。
去年か一昨年かの夏頃、ブログで書いたと思うのですが
美浜発電所（原発）のすぐ近くにあるＰＲセンターに行きました。
海に行こうと思ったら大雨が降っちゃって、仕方なくそこに入ったのですが（＾＾；
そこには、燃料棒に詰める放射性物質を固めたペレットとか
原発の仕組みとかが説明されていました。
核反応で水を沸かし、それでタービンを回す、とかも。
この原発は以前、蒸気漏れ事故を起こしたことがあるので
その説明や追悼などの展示もありました。
うちひとつの部屋を使って、安全性についても動く模型で説明されていました。
水が満たされたところに、青白い光とともに、燃料棒の模型が。
もし、地震など不測の事態が起きて、発電所が止まっても
自動的に制御棒が落ちて核反応が止まるから大丈夫、と。
今問題の福島第一電発でも、
制御棒が燃料棒の間に入って、核反応自体は止まっているそうです。
ただ、その熱がすぐに無くなるわけではないので
水で冷やせない状態は危険ってことで（´･ω･‘）
そういえば学生の頃、
放射性同位体（ラジオアイソトープ）を扱う講習を受けたことがあります。
外部に漏れないよう、専用の施設の中で行いました。
最初に、各個人の被ばく量を調べるためのフィルムバッジ？を、全員が装着。
男性は胸に、女性は腰に。
専用のスリッパに履き替えてかあら、実験室の中へ。
実験中は、机の上に、放射線量を調べるためのガイガーカウンターが。
自然にある放射線のため、不規則にピッ．．．ピッ、ピッ．．ピッ、と鳴っていました。
実験自体は、
放射性同位体を吸わながら育てた植物の葉っぱを、Ｘ線フィルムとしばらく重ねて
どこが黒くなるかを調べ、
葉っぱの中で、放射性同位体が吸収された部分を調べる、という簡単なものでした。
とはいえ、放射性同位体を吸わせるとか、ほとんどの準備は先生がやってあって
その葉っぱも丈夫なビニール袋に入った状態だったため、
学生自身は、放射性物質と触れることはまったくなかったです。
ちなみに、その施設の中で使った水は、すべて専用水槽に貯められて
それ専門の処理業者が持っていくそうです。
実験室から外に出るときには、
両手を測定用の穴に入れながら、スリッパのまま測定台？に乗ります。
もし、手かスリッパの裏から放射線が検出されたら、ドアが開かず、外に出られないらしい。
幸い、全員ちゃんと外に出られてほっとしました（＾＾；
実験後、最初につけたフィルムバッジを集められましたが
しばらく経っても誰も何も言われなかったらしいので、被ばくも問題なかったのでしょう。
それとはまた別に、
電子顕微鏡用の切片を染色する（＝コントラストをはっきりさせる）ために
普通の実験室で、酢酸ウランの黄色い水溶液を使ったこともあります。
放射線量が少ない劣化ウランとはいえ
ガイガーカウンターを近づけたら、かなり速くピピピピピと鳴り続けましたが
それでも、人体には問題ない程度らしいです。
原発というものの是非を論じるつもりではなく、経験したことをただ書いてみました。
福島の原発、早く対策が功を奏して、安心できる状態に戻るとよいのですが。
