北海道電力 一般家庭電気料金値上げ
- カテゴリ:日記
- 2013/01/02 12:18:02
北電の12年度9月期中間決算(連結)では過去最大の486億円の赤字を計上した。このため役員報酬や社員賞与カットなどの経費削減を進めてきたが、12年度通期の赤字は1000億円規模に膨らむことは避けられないとされる。さらに原発再稼働の可否を判断する原子力規制委員会の新たな安全基準による審査も今夏以降になる公算が大きく、泊原発の再稼働の道筋も見通せない。
北電はこうした状況を踏まえ、原発停止が長期化した場合の財務状況をシミュレーションした上で、値上げ実施を判断した。
値上げに伴い、同社の施設売却や人件費圧縮などの合理化も進める。
川合克彦社長は10月の記者会見で「(泊原発の)再稼働に移るか料金改定かどちらかの選択が必要」と述べ、値上げについては「年度内に判断する」としていた。
電気料金の値上げは東京電力が実施したほか、関西、九州両電力も値上げを申請している。
以上記事
各電力会社 危機的状況です。 経営に直接関与していない 一般社員でも
ボーナスカットとか当たり前の状況になってきています。 まずは 自社の賃金カット
次は設備メンテナンスの カット(ここは重要) あるトンネルでの 設備点検が不備で
天井が落ちる結果になりましたが これと同じ状況が 発電設備流通設備配電設備で
怒り得る可能性が大きくなってきます。
現場の作業員は 決して 手抜きはしていないと 信じております。
手抜きが自分の仕事に瑕疵責任として降りかかる事は 知っているのです。
最低限のメンテナンス費用が捻出できる 電気料金は 必要と考えます。
島根原子力3号機関係の 流通にかかる 変電所増設工事関係と
系統保護関係の送電線関係の安定供給装置を 現在更新作業中です。
また この件にかかるのではありますが Jパワーさんの 火力発電設備
更新も考えられております。 原子力 有りきの 系統の組み立てで
現在は進んでいますが この流通設備が 無駄にならなければとも 考えております。
すぐに「賃金カット」だの「経費削減」だのしたり顔で述べる評論家もいるけど、切ってはいけない部分ってあるんじゃないのかとも。
例えばの話、今回福島原発事故の経緯に全くタッチしていない電力会社の技術者が「諸悪の根源」みたいな扱いを受けた上に賃金カット、必要経費もカットされて、責任だけが倍増したら将来について考えると思う。
そこで東南アジアとか辺りから「賃金倍出すからおいでください」と誘われたら行く人もいるんじゃなかろうかと。
日本にいたって必要な経費はつけてくれないし、必要だと認めてもらえていないのですから。
そんなわけで、原発一辺倒からの脱却は考えないとね~と思いつつも、「新エネルギー賛成」と言ってれば無罪というような単純な考えにはなかなかなれません。