Nicotto Town



伝えたい 第一章 パート1

 

初めての体育祭、緊張と不安とやる気と希望でいっぱいだった。

私はそんな気持ちの中で出場する種目決めに臨んだ。

種目は今までにない競技しかなかった。

むかでリレー、

ダンス

3435

そして大旋風―

どれを選んでも初体験だ。

だったら友達が出る競技でいいやという適当な気持ちで選んだ。

それが「大旋風」

その競技を選ばなければ出会わなかった。

好きになることもなかった。

選んでいなければ―

ところが希望者が多すぎて定員オーバーしてしまった。

私は適当にその種目を選んだわけだから引いても良いのだが

なぜか引かなかった。

そして奇跡的にくじ引きで当たって見事出場することが出来たのだ。

これは運命?

それとも偶然?

もちろん適当に選んでいても喜んだ。

アイツがいたけれど

友達がたくさん居たから

このときはわかってなかったけど

ここで当たったから出会えた

 

―メンバー顔合わせの日。

初めての部活以外の先輩たちと接する。

123年といて私は一番下だ。

だから気に入られるようにいつもとちがって大人しくしていた

「ねぇ、ちぃちゃん。」

「ん?

「あの先輩かっこよくない??

友達が背が高くて目がパッチリ、髪の毛が長い一般的に言えばジャニーズ系

その人の方向に目が向いていた。

私は一応適当に流した。

初めての競技、大旋風の説明を聞かなくちゃいけないし、

サボってるって思われたくない。

それに、私はそこまでかっこいいとは思わなかったから。

たしかに、悪くはないと思う

だけど何も感じない。

これだから今まで本気で人を好きになったことがないんだ。

改めてそのとき思った。

説明が終わった後、並び順を決めることになった。

50m、走るの速い人から抜けていく。

クラスの友達はアイツもふくめてみんな速かった。

男子も速くはないが、男子なだけあって私よりは速かった

結局最後のほうに残ってしまった。

恥ずかしい/////

まぁ、だれも私のことなんて見てないだろうけど。

並び順決めが終わった。

私は前から2列目になって横一列はみんなクラスメートだ

走るのが遅い私は2列目の真ん中だった

前の列はクラスメート。

両端にいるのは…..

あっ。

背は小さい

鼻が高くて

少しはだが浅黒い

大きな瞳がつってて

めんどくさそうに両手を腰に当てて並んでる

男の先輩がいた。

―かっこいい

このときは「かっこいい」それだけだった。

その先輩と同じ列になった友達がちょっと羨ましかった。

その列にアイツもいた。

ココロのどこかにぽっかり穴が空いて

なんだか悲しい気持ちになった。

しょうがない、足が遅い私が悪いんだ。

そう思うとものすごく虚しくなってきた。

OTZ

そのときは本当にそこまで好きじゃなかった、というか恋愛感情がなかったため

あんまりその先輩のことは気に留めなかった。

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2010/05/04 14:53
凄いですね!!
楽しみです^^
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2010/04/03 14:37
『自作小説クラブ』の管理人です☆

実は、このサークルの管理人を続けられない事情が

できてしまって、、、

なので、管理人できませんか?(サークルメンバー全員に聞いてるんで、ご心配なく)

詳しくは、サークル掲示板の

『お願いしますっ!!』

見て、やってくれるならそれにコメしといてください
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2010/03/26 17:17
アイツって誰?(そこ
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2010/03/25 18:35
まだ好きじゃないのかーっ



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