Nicotto Town



恋…

恋…
皆さんは、今までどんな恋をしましたか?
これは、俺の実話の恋を少しだけ話します…
俺の初めての彼女は、事故で亡くなりました…
皆さんはこんな経験はありますか?
付き合って、一ヶ月の記念日…
それは突然訪れました…
待ち合わせ場所…
そこに、先に着いていた俺は彼女が来るのを待っていた…

遅れてきた彼女が赤信号で止まっていた…
俺は笑顔になり…
彼女の名前を呼んだ…
そして…
信号が赤から青に変わり…
彼女が手を振りながら、俺の名前を呼んだその時…

信号無視をしたトラックに跳ねられた…
俺の目の前で…
しかも、一ヶ月と言う記念日に…
俺は、頭の中が真っ白になった…
直ぐに彼女の元に走り…
変わり果てた彼女の姿をみた…

顔はぐちゃぐちゃ…

頭からは大量の血…

呼吸はもぅしていない…

それでも俺は、救急車を呼んだ…
だけど、慌ててる俺の言葉は上手く伝わらず…
時間だけがもぅスピードで過ぎて行く感じがした…
一秒が一分以上に感じた…

ようやく、救急車が着いたのは…
彼女の事故から20分後…
でも…
何故か俺は諦めて居なかった…
普通に考えたら、もぅ無理なのは分かっていたはず…
救急車に彼女を乗せ…
俺も救急車に乗り込む…

変わり果てた彼女…
冷たい彼女の身体…
手…
それでも俺は諦めなかった…
彼女の手を強く握り締めて…
まだ大丈夫…
彼女は生き返る…
そんな事を考えていた…
ようやく、病院に着いたのは…
彼女の事故から50分後…
病院に着いたものの…
彼女の家族には、連絡が取れず…
まだ来ていない…
彼女は集中治療室に運ばれた…
最後の望みをかけて…
医師の先生達も必死だった…
その時の俺は…
彼女の傍で手を握って居たかった…
だけど…
俺は外から祈る事しか出来なかった…
そこに、彼女の家族達が来た…
俯いて祈る俺は気付かなかった…
涙を流して祈る俺に、彼女の家族は声をかけれなかったらしい…

集中治療室のランプが消えて…
医師達が出てきた…
俺はそれにすら気付かなかった…
彼女の父親が医師に…
「娘は…」と言った…

医師は言いにくそうに…
「…………残念ながら…娘さんは病院に着いた時には…」と言った…
それを聞き…
彼女の家族は泣き崩れた…
俺は泣きながら、彼女はまだ生きてると祈った…
そして俺は…
医師の胸ぐらを掴み…
「あいつが死ぬはずない…さっきまで笑って…手を降ってたあいつが…」
俺は泣き崩れた…
彼女の父親が俺の近くに来て…
「娘の事…最後の最後までありがとう…」

俺はこの一言に…
声を出さずに泣いていた何かが切れた…
俺は泣きながら、何度も何度も床を叩き…
大きな声で何度も何度も彼女の名前を呼んだ…
もう一度…
あの笑顔で返事をしてくれる事を信じて…
でも…
二度と彼女が返事をしてくれる事はなかった…
彼女の親は、俺に遅いからもう家に帰るようにと言った…
でも…
俺は帰らなかった…
ぐちゃぐちゃになった彼女の顔を見て…
俺は強く強く彼女の手を握った…
そして…
俺は…
「今までありがとう…俺と居て幸せだったか?俺はお前と居た時間…すごい幸せだった…本当にありがとう…さようなら…」
俺は言い終わると、彼女のぐちゃぐちゃになった顔にキスをした…
これが、最後のキス…
お前にする最後のキス…
涙を流しながら、俺は彼女の唇に本当に最後のキスをした…
今まで本当にありがとう…
向こうでも幸せに暮らせよ…
そう伝えるかのように…
優しくキスをした…

アバター
2010/11/03 19:11
え・・・w



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