私は白米を食べて２度　涙を流したことがあります

片方はご飯を食べているとき歯が抜けて
それをご飯ごと飲み込んでしまい泣いたのですが
まぁこちらは置いといて・・・

もう片方は白米のそのあまりの美味しさに
涙を流したことで・・・
今回はそのお話をしようと思います

コトの始まりは母がマクロビオティック
とかいう宗教にハマってしまい
１ヶ月くらい家のご飯が玄米になってしまいました

玄米は体にいいから
体にいいからと毎日が玄米玄米・・・
じゃあヌカでも食ってろよとは言えず
ガマンする日々が続きました・・・

そして何日か過ぎた後
再び白米を口にするときがきました

一口目　口に入れたその瞬間！
米の甘みが口いっぱいに広がったのです

今まで食べていたはずなのに！
白米がこんなにも美味しいものだと
なぜ気が付かなかったのか！

私は一心不乱に白米を口の中に掻きこみました
美味しい！美味しい！

なんと表現したらいいのか・・・
よだれが止まらないのです
口の中がキュンキュンしたのです
それくらい美味しかった・・・

ですが　あんなに美味しかった白米も
またその味に舌が慣れ
その美味しさに気付けなくなりました・・・

もう一度あの味を味わうためには
何日か玄米を食べ続ける必要があるのですが・・・

よくよく考えたらそんな苦行をしてまで
味わいたいものでもないと思いました

おわり