登山が大好きな父。
もう、30年以上になります。

先週の木曜日の夜から土曜の夜まで、夜行1泊2日で白馬へお花畑を見たいと、出かけていましたが…

土曜日の朝早くに、帰ってきました。

妹から、電話があり、『骨折した』と言っていて、ビックリ!!!!

足をぶつけたのかな??転んだ??なんて思いながら実家へ行くと…

まだ病院から帰ってきていない…

しばらく待っていると、母が車で帰ってきた後部座席を見てビックリ!!!


右足を骨折し、左足の太ももは10針縫い、全身傷・アザだらけ!!!!!

頭からも血が出ていました。

父から何が起こったのか聞くと…

落石にあったと…

音もなく、気が付いた時には、もう、目の前…
避けるのがやっとだった…
と言っていました。


そんな状態で、近くに他の登山者もいたのに、自力で下山し、長野から車で帰ってきた父。

落石で、眼鏡も谷底へ落ちてしまい、ほとんど標識が見えていない状態で、ナビを頼りに帰ってきたそうです。

こんな大けがをしたのに、なぜ、近くの病院へ行かなかったのか聞くと、帰ることしか頭になかったそうです。

落石で、毎年死者が出る白馬。
ゴールデンウィークにもあり、死者が出ている…

そんなところでも、なぜか、登山者が絶えない。
その先には、きっと素敵な場所があるのですね…