新しいアトリエは18世紀に建てられた歴史のある大邸宅（ヴィラ・シュローダー・ダ・ポルト）を利用したもので、モンテッキオ・マッジョーレの城から比較 的近い、イタリアの環境・文化遺産を管轄する部局が保護する55,000平方メートルの庭園の中にあります。ヴィラは保全に重点を置きながら修復されてお り、現地で産出される石を使ったファサードや門、柱列や彫像、噴水を維持しつつ、新たな建物を増築しました。改築にあたっては元々使われていた資材の 75%以上を再利用したほか、新しい資材は現場の近くから調達しました。また木材は森林管理協議会のFSC認証を得たもののみを使用し、廃棄物も細かく分 類するなど注意を払いました。さらに、かつての豊かな緑をよみがえらせるため、既存の植生を尊重し、認定を得た資材や植物のみを使って緑化に取り組みまし た。こうして作られた緑地は、ボッテガ・ヴェネタの従業員が享受する数々のメリットの一つに過ぎません。
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