Nicotto Town


ゆも213の落書きより


「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」

この「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(竹田恒泰)」という本は、国際化が進むなか、日本人が日本とは何か理解できるように、また「日本の底力」を感じてくれるように書かれたものです。

 

具体的には、33カ国の世論調査の結果、日本のマンガ・アニメ、日本の食やミシュランガイド、日本や各国での日本人によるモノづくり、もったいないの和の心、日本の外交や和の心、大自然との調和、天皇などについて書かれていて、とてもオススメな本です!

また北野武さんとの対談もあります。

以下はこの本のポイントなどです。


・平成18年(2006)、英国のBBC放送が33カ国で約4万人を対象に世論調査を行った結果、「世界に良い影響を与えている国」として、最も高く評価されたのが日本だった。この調査では、33カ国中31の国で、日本の影響力について、肯定が否定を上回り、うち20カ国で肯定が50%を上回った。全体では肯定が55%、否定は18%だった。ちなみに日本に対する評価で否定が肯定を上回った二カ国は、中国と韓国である。また、日本を最も高く評価しのはインドネシアの85%、次いでフィリピンの79%であったことは記憶にとどめておきたい。


・一方、この調査で「世界に悪い影響を与えている国」とされたのは、第一位がイラク、第二位が米国だだった。「ならず者国家」と罵る国と罵られる国が共に最も否定的に評価されたことは興味深い。同調査はその後、毎年実施されていて、日本は三年連続で「良い影響を与えている国」第一位の座を維持してきた。平成21年(2009年)の調査では、ドイツ、カナダ、英国に続き、日本は4位に順位を落としたが、同年はむしろ5年間の調査のなかで最も日本を肯定する比率は高かった。そして、平成22年の調査ではドイツに続き、日本は二位に評価された。


・日本好きといえば、まずはじめに台湾を挙げるべきだろう。もともと台湾には親日家が多いといわれているが、さらに「ハーリーズー」と呼ばれる、日本のポップカルチャー好きの若者たちが急増し、台湾の日本贔屓に拍車をかけているといわれて久しい。


・中国人が日本を否定的に見ているとことは、先のBBCの調査から読みとることができる。しかし、2010年に中国の新聞社が行った調査によると、中国人の若者にとっては「最も好きな国」が日本であることが分かった。この調査は中国の全国紙「環球時報」が調査会社に委託して行ったもので、北京、上海、広州、武漢、重慶の五都市在住の15歳から64歳の男女、計1350人に電話で聞いたところ、日本が「最も好きな国」の第5位に入ったという。しかも、15歳から20歳に限定すれば、日本は上位に入ったフランス、米国、韓国、英国、カナダを押さえて第1位になっている。中国では反日教育を今でも継続しているため、もしこの調査結果が正しいなら、中国の教育は失敗だったことになろう。一方、それ以外の世代では、31歳から40歳において、日本に対する好感度が最も低かった。この世代は、中国で反日教育が強化された時期に学生時代を過ごした層である。


・世界最大級のオンライン旅行会社のエクスペディアは、2009年に、世界のホテルマネージャーに対して、各国観光客の国別の評判を調査した「エクスペディア・ベストツーリスト2009」を発表した。これによると「ベストツーリスト(最良の観光客)」に選ばれたのは日本人で、しかも3年連続であるという。調査は欧州、アメリカ、アジア太平洋の地域別で集計され、日本人はすべての地域で一位に評価された。さらに、日本人は「行儀の良さ(その国のマナーや一般的なエチケットを守る)」「礼儀正しい」「部屋をきれいに使う」「騒がしくない」「不平が少ない」の項目において一位に選ばれた他、ほぼすべての項目で上位に入った。総合評価において、日本人は100点中71点を獲得し、二位の英国人(52ポイント)、三位のドイツ人(51ポイント)を大きく引き離した。


・日本の文化が世界に影響を与えた事例としては、

19世紀後半に浮世絵が欧米の美術に強い影響を与えた例がある。ゴッホは浮世絵の魅力に取り付かれた画家の一人で、弟テオに宛てた手紙に「僕の仕事は、みな多少日本の絵が基礎となっている」と書き、また、浮世絵を模写した作品や、人物の背景に浮世絵を描いた作品を遺していることはよく知られている。早くも1890年にはパリで大規模な浮世絵展が開催され、「ジャポニズム」が認知されるきっかけになった。西洋の遠近法を超える用法が用いられていた浮世絵は、ルノアール、モネをはじめとする印象派画家たちを虜にした。浮世絵には北斎の作品に見られるように、近くに見えるものを強調して描き、途中を省略したうえで、遠くに見える富士を小さく描くなど、空間を自由に操る手法が用いられていた。


・従来の世界の常識によれば「アニメーションは子供が観るもの」とされてきたが、多様性のある日本のアニメが世界に紹介されると、徐々にこの常識は変化し、日本のアニメは子供だけではなく、大人も楽しむものとなった。今では日本のアニメで育った親が、子供と一緒に新しい日本のアニメを観て楽しむ時代を迎えたのである。欧米では「anime」(アニメ)といえば特に「日本の商業アニメーション」のことを意味し、他のものは「animation」(アニメーション)といって区別している。


・異邦人の生き方にまで影響を与えた例もある。女子バレーボールで、2002年の世界選手権をはじめ、北京オリンピックでも活躍した、イタリアのエースであるピッチニーニは「アタックNo.1」を観てバレーボールにあこがれ、主人公の鮎原こずえと戦うのが夢だったという。また、「キャプテン翼」の影響でサッカーを始めたというプロのサッカー選手が世界中に数多くいる。かつて「世界最高のサッカー選手」と称えられたフランスのジダンをはじめ、ガットゥーゾ、デルピエロ、トッティ、ザンブロッタなど2006FIFAワールドカップの優勝国イタリアの代表選手の多くは「キャプテン翼」のファンである。ジラルディーノは「翼が歩んでいた道こそ僕らの夢そのものだったんだ」と語ったことがある。今、物語のうえで主人公の大空翼は、スペインリーグで活躍していて、FCバルセロナに所属しているが、ライバルである同国のレアル・マドリードの幹部が「なんで翼をうちに入れさせなかったんだ」と怒ったという逸話も伝えられる。集英社によると「キャプテン翼」の世界での正規累計販売部数は約1000万部、国内発行部数は約7000万部に上るという。


・懇意にしている集英社のマンガ誌編集者から聞いた話だが、雑誌に連載するマンガに絶対に必要な条件は「正義」だという。日本のマンガ・アニメは一見ふざけているように見えても、常にその根底に「正義」があり、正直で真面目で勤勉な日本人の価値観が、マンガ・アニメを通じて世界に伝播されていることになる・・・



http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569794297/kabu0d-22
「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(竹田恒泰氏)」の本より転載

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2012/08/04 15:36
あびさん
台湾からの義捐金は200億円突破しましたね。

中国内省人とは偉いちがいです。

私は、この本アマゾンで即買いました。

戦後、国際法を無視して旧ソ連は日本人をシベリアで、ろくに食べ物も与えないで、さまざまな建設現場で
強制労働させていました、食うや食わずの中でも日本人は仕事の手を抜く事は無かったそうです。
器用な人が立派な彫刻を施した入口のアーチとか・・・
特亜の人間には決してマネのできない物作りの精神です。
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2012/07/31 14:04
拝読。
私の記憶が正しければ、
東日本大震災時、台湾は米国以上の義援金を下さいましたね。
この本、読んでみたいなぁ。
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2012/07/31 00:17
ゐ故障中さん

日本は島国で、みんな身内のような付き合いをしていたので日本独自の文化を生みだしたのでしょう。
そのお陰で世界一の民度を育んだのかも知れませんね。




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2012/07/29 17:37
「真の自由人とは、自らを律する事の出来る者の事である」
個人の資質もありますが、宗教観・道徳観による民族性ですね。

ま、どこかの7つの大罪を犯しまくりの民族とは大違いです。
5輪入場の声援0www真似できませんwww




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