戦場の絆小説短編~戦場の赤いバラ~
- カテゴリ: 小説/詩
- 2009/03/12 20:47:03
今度は短編で行きます^^
【戦場の赤いバラ】
『空が・・・青いな・・・』
遥か高く、どこまでも続く青い空を眺めて男が言う。
男の着る服はジオン軍の仕官のものである。
首元には白いスカーフが巻かれていた。
ただの飾りなのか、砂塵を防ぐ実用的な意味があるのかはわからない...
今度は短編で行きます^^
【戦場の赤いバラ】
『空が・・・青いな・・・』
遥か高く、どこまでも続く青い空を眺めて男が言う。
男の着る服はジオン軍の仕官のものである。
首元には白いスカーフが巻かれていた。
ただの飾りなのか、砂塵を防ぐ実用的な意味があるのかはわからない...
学校・・・懐かしい響きだ・・・。
あ!そういえば職業訓練校にいったっけ・・・。
その職業訓練校も廃校になるらしい・・・。
寂しいことです><
【戦場の絆小説~散る花に祈りを その10~】
『ただいま戻りましてございます閣下』
モニターの中のシロクマの言葉に気をとられていたゼンマは、不意に聞こえた声に振り向いた。
振り向いた先に立つメテオスターの姿と、先ほどまでのモニター内に繰り広げられた惨劇が重なる。
あの赤いMS...
【戦場の絆小説~散る花に祈りを その9~】
妻の瞳に自分の姿が映る。
恐らくは自分の瞳にも彼女の姿が映っているのだろう。
『シロ・・・クマ・・・』
いつも自分を呼ぶ優しい響きのまま、しかし苦しい息遣いで妻が私の名を呼ぶ。
『ごめんなさ・・い・・・私・・』
...
【戦場の絆小説~散る花に祈りを その8~】
『うおおおおおおお!!!』
なぜだろう、ありえるはずがないのに目の前のサクラの乗るMSジムの機体に妻の笑顔が重なる。
『その手を放せぇぇぇぇぇ!!!』
無くしていないほうの片腕にビームサーベルを構え、赤いMSの背後に向けて切...