Nicotto Town



【~戦禍の果てに~その1】

【エリオ君お誕生日おめでとう小説~戦禍の果てに~】

ジャブローのジャングル。
うっそうと茂る木々の間に無粋な兵器たちが跋扈する。
かつては美しい緑成すジャングルだった自然の宝庫も、現在は見る影もなく荒れ果てていた。

連邦軍の地下基地があるといわれるジャブロー、難攻不落といわれ...

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【砂漠の陽炎~エリオット異聞3~】

【砂漠の陽炎~エリオット異聞3~】

エリオットの剣が最後の一人を捕らえようとした瞬間、エリオットの足が何かに掴まれた。
絶命し切れなかった男のうちの一人がエリオットの足首をしっかりと掴んでいたのである。

『いけない!!』

その隙を逃さず最後の男はエリオットの心臓目掛けて剣...

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【砂漠の陽炎~エリオット異聞1~】

【砂漠の陽炎~エリオット異聞1~】

戦士にも休養は必要である。
砂漠の戦闘も一段落つき、今は連邦もジオンも互いに牽制しあい、大規模な戦闘は落ち着いていた。
戦闘によってあちこちに抉られた跡の残る砂地も、風に吹かれもとの姿を取り戻そうとしつつある。

砂漠の岩場の影、砂漠の砂まじ...

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続きだよ・・・。

コクピットのハッチを開け、女の体を砂の上に横たえる。
女はもはや息をするのも辛い様子だった。

『なぜ追われていた?』

タツミを誰かと間違えているのか、もはや現実と夢の狭間の区別がついていないのか、うわごとのように女が言う。

『もう・・・戦うのは・・いや・・・貴方と・・・し...

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戦場の絆小説短編~戦場の赤いバラ~

今度は短編で行きます^^

【戦場の赤いバラ】

『空が・・・青いな・・・』

遥か高く、どこまでも続く青い空を眺めて男が言う。
男の着る服はジオン軍の仕官のものである。
首元には白いスカーフが巻かれていた。
ただの飾りなのか、砂塵を防ぐ実用的な意味があるのかはわからない...

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