モノクロームの向日葵
- カテゴリ: 小説/詩
- 2010/08/10 20:04:17
また今年も夏がやってくる。
私の一番嫌いな季節。そう、一番嫌いな花が咲く季節-
眩しい日差しで目を覚ます。早朝だというのに窓の外は気の早い蝉が既に鳴いている。
今日もまた暑くなりそうだ。
初めて彼女に会ったのは新緑の眩しい初夏だった。
図書館帰りの彼の肩越しにひょこっと覗かせたショート...
日々の事やら趣味の事、たまに気まぐれに短編詩とか徒然に…。
また今年も夏がやってくる。
私の一番嫌いな季節。そう、一番嫌いな花が咲く季節-
眩しい日差しで目を覚ます。早朝だというのに窓の外は気の早い蝉が既に鳴いている。
今日もまた暑くなりそうだ。
初めて彼女に会ったのは新緑の眩しい初夏だった。
図書館帰りの彼の肩越しにひょこっと覗かせたショート...
光る汗
日に焼けた素肌に白く光るTシャツ
テニスコートに響くスマッシュの音
どこまでも青く澄んだ高い高い空
飛行機雲
その高みまで行けると思っていたあの頃
そう、部活帰りに飲んだラムネの泡のように
上へ上へと行ける気がしてた
現実はそんなラムネのようには甘くなくて
上へと立...
ねえ知ってる?
海の魔女は人魚姫に足を与える代わりに
どうして彼女の声を奪ったのか
本当はね
魔女が人魚姫の声を欲しかったからじゃないんだよ
鱗をはがすくらい強い強い薬は
飲むと喉が焼け爛れてしまうんだ
だからもう二度と声が出せなくなってしまったんだ
・
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人...
今日フラッと立ち寄った書店にて何となく見つけた期間限定版表紙の涼宮ハルヒシリーズ。
なんと主要キャラがシリーズ順に連続した表紙仕様になっているじゃぁありませんかΣ(゜д゜)
か、かわえぇ…(*´ω`*)
勿論作品の存在は知っていたし、知人でも好きな...
ちょっとばかり長く生きてしまったばかりに
いつの間にか煤けてしまった僕の羽
夜の闇に溶けてしまう程黒くなった翼
堕天使になってしまった僕を許せないと思うかい?
白い羽がお好みなら他の天使をあたってくれないか?
僕からの言葉に耳をふさぐなら
いっそその手で君への手紙と共に
僕ごとうち捨て...