2013.4.17.川の朝
- カテゴリ: 日記
- 2013/04/18 05:27:40
飛沫が
ばしゃりと
鯉の挨拶
朝日に光る
背中が
眩しい
水面を蹴って
川鵜が走る
夜明けの挨拶
そこそこに
飛沫が
ばしゃりと
鯉の挨拶
朝日に光る
背中が
眩しい
水面を蹴って
川鵜が走る
夜明けの挨拶
そこそこに
ジージーと鳴く
その声は
近付く季節の
先取りか
寄せては返す
寒暖の
中に命が
芽生えてく
朝焼けを過ぎれば
どこまでも高く澄む
目覚めた山との
コントラスト
木々の間に歌声乗せて
風と共に
誘われる
一時に上がった
気温に誘われたのか
草むらの中から
じわじわじんわり
鳩が鳴き
燕舞う
季節の狭間
不思議な音色
夜明けの揺れに
窓辺に駆ける
穏やかな朝日
木の葉の揺らぎ
ニュースを伝う
数字は冷たい
願いを籠める
暖かな陽射しに