2012.10.8.冷気の目覚め
- カテゴリ: 日記
- 2012/10/09 04:44:24
真昼が傾けば
瞬く間に暮れて
長さを増した
夜に包まれる
不意に訪れた
冷たい気配
目覚めればそこに
晩秋が待っている
真昼が傾けば
瞬く間に暮れて
長さを増した
夜に包まれる
不意に訪れた
冷たい気配
目覚めればそこに
晩秋が待っている
色合いは早朝の
東の明かりに似て
時はゆっくりと
帳へと向かう
澄み渡る青は
徐々に沈み行く
残り火を包み込み
いつしか星を呼び込む
秋晴れの
稲穂の間を羽ばたいて
青い薫りを
振り撒くように
ふわりと舞い降り
すらりと歩み
閉じた翼に
鏡のように
光を纏う
空の使者かな
お昼の後は
飛び出した
帽子を被って
一目散
せんせいみててと
一輪車
草の実つぶして
色水できた
朝の元気に輪をかけて
賑やかに舞う
秋空に声
じんわり滲むように
柔らかに染めゆく
段々に白み
薄墨の朱と青
上下に挟み込んで
やがて刻を知らせる