2012.6.6.明星
- カテゴリ: 日記
- 2012/06/07 05:29:55
遮光グラスの向こうに
小さな黒い点が見える
オレンジの色は太陽
その前を時間を掛けて
ゆっくりと見えるのは
遥かな距離を渡るから
影にしか見えない
丸いおとなりさま
大地の小さな点から
じっと見上げれば
悠久の時に
そっと思いを馳せる
遮光グラスの向こうに
小さな黒い点が見える
オレンジの色は太陽
その前を時間を掛けて
ゆっくりと見えるのは
遥かな距離を渡るから
影にしか見えない
丸いおとなりさま
大地の小さな点から
じっと見上げれば
悠久の時に
そっと思いを馳せる
空を渡って
覆い尽くして
色合いを増せば
雨を呼びそう
傘の心配するけれど
火照りの冷めた
大気が満ちて
過ごし易さに心解ける
一喜一憂
しがちだけれど
変わるお天気
心の持ちよう
空が明るい
雲が覆っても
陽光はその向こうから
塒に帰るのだろう
静けさに向かうものたち
雑踏は夜に向かい
音も光も次第に落ちて
ゆるやかな足取りに
心地よく鼓動が合わさる
ゆっくりな歩み
交わされる言葉
午後の人ごみは
笑顔に溢れている
他愛の無い話の中
時に真面目に語らい
気が付けばそこに
新しい学びがある
風にゆらゆら
ハンガーが
物干し竿に下げられて
濡れた衣服をぶら下げて
空を行き交う鳥たちが
時折そっと眺め行く
流れる雲はゆっくりで
色合い混合まちまちで
遠慮がちのお日様が
時折そっと覗かれる
窓を吹き抜け
涼しい風が
静かな空気を
運び行く