Nicotto Town


アストンのつぶやき


   

2012.6.1.探索

気紛れなお天気さえも

当たり前に飲み込まれて


積み重なる毎日が

同じように見えたとしても


何かあるよと探す目が

日々の暮らしに明かりを燈す


期待を込めつつ

ちょっぴり不安で


求めずには居られない

子ども達の好奇心


大人になって忘れかけた

日々の暮らしに仄かな光

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2012.5.31.ふとした静寂に

慌しく過ごす

忙しなさの一日


帰り道の歩みさえ

気が付けば忙しない


目まぐるしさの中で

どこへ急ぐと言うのだろう


降り立って整えれば

漂う冷気に気付く


深く吸い込んで

遥かに視線を向ける


どこまでも深い

夜空の懐

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2012.5.30.夜明けを渡る鳥

眩いほどの朱が

足元から照らし始める


薄墨色の空を

染み入るように染めて



全体に赤み差し

冷気漂う中


颯爽と横切る

目覚めた黒い影法師



新しい水場を求め

連れ立って舞うのだろう



仲間と共に目指し

目覚める野を翔ける

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2012.5.29.空の一閃

光が走る

見上げた空


雨を呼ぶ雲

俄かに近付く


風に舞い

木の葉が歌い


轟きの向こうに

もう一度光を見る


開いた傘越しに

眩しさが繰り返す

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2012.5.28.轟き

風が呼ぶ

雲を呼ぶ


がらごろがらごろ


遠くのお空にあるのかな

雨はこちらに呼ばれない


がらごろがらごろ


光る姿も見せないけれど

声は確かに届いてる


がらごろがらごろ


も一度どこかに呼ばれたら

口を噤んで飛び去った

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