2012.5.14.初夏の若魚
- カテゴリ: 日記
- 2012/05/15 05:57:03
小さな影が
行き交って
集まれば
水面を揺らし
緑の木々の
枝を垂らす先
朝日のきらめきを
一層に増す
暖かな日に
川を覗けば
弾ける元気の
片鱗に触れる
小さな影が
行き交って
集まれば
水面を揺らし
緑の木々の
枝を垂らす先
朝日のきらめきを
一層に増す
暖かな日に
川を覗けば
弾ける元気の
片鱗に触れる
机から顔を上げて
お昼前の外に出てみる
日の照らす道に
柔らかに風が吹く
歩みを進める度に
木立は色合いを変え
柔らかな光を
優しく瞳に届ける
風の歌う舞台が
どこまでも広がる
広がる空
はためく木立
眩しいほどの世界に
自転車で走り出す
強く吹き付ければ
全身は靡き
耳元はびゅうびゅうと
ざわめきのうねりを抜ける
波に浮かぶ
木の葉の如く
不確かに
揺れるけれど
行き先を示すように
真っ直ぐに吹き続ける
ざわざわ
ざわざわ
帳の降りた町に
冷たく風が舞う
ざわざわ
ざわざわ
日中には
暖かさを纏い
夜半には
囁きを届け
ざわざわ
ざわざわ
まるで姿を変えて
行き先も分からぬまま
右に左に揺られつつも
力強く歩み
どこまでも空を渡る
用事があって
いつもと違うバス
偶然に気付く
見知った笑顔
普段の暮らしの中では
時が重なることは少ないけれど
知っているという
不思議な安心感
言葉は無いけれど
互いに穏やかに過ごす