お題 リズム タイトル スキップ
- カテゴリ: 小説/詩
- 2015/07/06 23:56:13
スキップ
「誰にも教わらずにスキップが出来る人はどう考えても幸せである」
子供の頃はそう思っていました。
物心がまだまだの幼稚園。
スキップが出来る彼らは、元々備わっているリズム感で、お遊戯の主役をゲットだ。
スキップが出来ない不器用な自分は、当然その他大勢の役に甘んじ...
隠れていても、見つけて欲しい
スキップ
「誰にも教わらずにスキップが出来る人はどう考えても幸せである」
子供の頃はそう思っていました。
物心がまだまだの幼稚園。
スキップが出来る彼らは、元々備わっているリズム感で、お遊戯の主役をゲットだ。
スキップが出来ない不器用な自分は、当然その他大勢の役に甘んじ...
タイトル 康成っぽい?
トンネルを抜けるとそこは雪国だった これは誰もが認める名文ですよね。
この一文だけで、その情景が目に浮かぶし。伊達にノーベル賞取ってる訳ではないです。
そこは自分としては凡人の才と言うか、まあ作家でもないので、そんな文言を書くのは無理なんですが、...
タイトル 慣れ
雨が降って、それまで無かった場所に水溜りが出来る。
そこにいつの間にか、小さな生物が泳いでいる。
それは他の場所からそこに移動して来たものでなく、
数カ月、もしくは数年間、その場所の地中で機会をじっと待ち、
そして雨を感知して、羽化をした微生物だ。
そういう生存本能と能力が...
信号機の妖怪
自分の趣味のメインは自転車で遠乗りをする事です。
今こうやって書いて居ますが、それにしても時の過ぎるのはアッというまで、
気が付けば大学時代から始めて、かれこれ二十数年が経過しました。
まさしく光陰矢のごとしです。
そんな長年エンジョイして来たおかげで、ある意味もう達人の域です...
大きな手
丸々と太った満月
俺の手でも隠しきれないほどだ
秋には秋の虫が鳴く
月光に答えるように大きな声で鳴く
短い秋
それを察知して、バラバラな声はやがてハーモニーとなる
秋本番はこれよりちょっと先
だから虫達は今まで以上の歌声を披露してくれる
でも太った月は、徐...