それから暫くの間、金魚の頭や尾鰭を撫でてみたり、一緒に泳いでみたりととても楽しい時間を過ごしていた
―ガチャ
外から鍵を開ける音がしたすると、私の足先から徐々に消えはじめた
（最後にあと一回…！）私は消えていく体で必死に金魚に近づくと、両腕で金魚を抱きしめた
「私のもとに来てくれて本当...

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目を開けると、何故か水の中にいた
「な、何で水の中に…あれ？息出来る！？」
息が出来る事で少し落ち着くと、金魚藻や砂利の存在に気が付いた
「ここって、ひょっとして水槽の中？！…あっ！」
水槽の中から見える景色は、何と昔の実家だった
「っていうことは、もしかして&helli...

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「ええっ！？」
時計の針が午前零時を示した瞬間、突然部屋の中に美しい蝶が現れた蝶は私の目の前をパタパタと飛ぶと、まるで誘う様に玄関の方へと飛んで行った
「あ…待って！」
その時、何故かその蝶について行かないといけないような気がして慌てて蝶を追いかけた公園を抜け、小高い丘まで辿り着くと蝶...

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ある日、部屋の中に全く見覚えのないカードが落ちていた。「不思議な世界への招待状…⁈」カードを手に取った瞬間、頭の中に直接女性のような声が聞こえてきた。
”今夜、貴方を不思議な世界へご招待します。午前零時に迎えを送りますので、それまで待っていてくださいね”
はぁ？...

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