自作小説 | 鵺さんの日記 | ニコッとタウン

魍魎の匣

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Twitter @Yorunotori_Nue　京都で音楽活動している妖怪さんです。
未確認幻想飛光少女aka鵺(Writer Name:京蒼鸇)

【現在休筆中】消えた彼女が摘んだプリムローズ
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出会いはいつも突然に。　Case.1(1-1)

カテゴリ：自作小説
2020/08/04 00:10:17

消えた彼女が摘んだプリムローズ
出会いはいつも突然に。　Case.1

【夢現】　－ゆめうつつ－　夢かそれとも現実かということ。特に、それが夢か現実か区別しにくいように、はっきり意識しない状態。
　本当ならばいつだって楽しいことや面白いことばかりを求めたいのが人間の性だ。　それでも辛い出来事を経験...

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２月　針　「待ち針と蒼き尊し」　後編

カテゴリ：自作小説
2016/03/04 04:34:22

*　そしてそれから間もなくして、光葉は元気な女の子を出産した。2,740ｇ(ぐらむ)とまずまずの適正体重らしく、特に出産後の光葉や赤子の様子も問題はなく一先ず胸をなで下ろした。病院の産後の処置と検査を受けて、これも問題はないみたいなので時間が経つとすぐに退院の日となった。「子供の名前何にするか、候...

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２月　針　「待ち針と蒼き尊し」　中編

カテゴリ：自作小説
2016/03/04 03:11:45

３　よく「高校球児の青春は一瞬だ！」等と高校の青春をテレビの特集なんかで、アナウンサーがよく謳っているがその意味を今ならよく感じられる気がする。ぼくと佐伯の図書館デートと言う名目の勉強会の甲斐もあってか、ぼくらは同じ大学に進学することができた。少し細かいことを言うと僕らが専攻した学科は違うわけなの...

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２月　針　「待ち針と蒼き尊し」　前編

カテゴリ：自作小説
2016/02/16 05:55:29

１　その日は雨が降っていた。
「ほら私の言った通りでしょ、弥谷くんはそう言う所に鈍感なんだから……早く図書館に向かうから支度しなさいね」「あ～、そんな約束してたね…」ぼくはそう項を掻きながら肺からなのか、胃からなのか出てくる欠伸を噛み殺しながらそう答えた。...

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空白と黄昏と､そして　5

カテゴリ：自作小説
2014/09/07 14:01:11

｢あ、お兄ちゃんおかえり～｣夏生との過去に精算し終わって気が重い俺を出迎えたのは､何故か俺の実家で母さんと晩ご飯の支度をしてた椛に出迎えられた｡この際なんで椛がいるのを尋ねるのは､先程の出来事で憔悴しきってる俺には突っ込む余裕がなかったので省こう｡｢ありがとうな椛､今日の晩ご飯は何なんだ？｣俺は椛に...

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