Nicotto Town


ストーリーテーラーの集まる小さなカフェ

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‥?(はてな)

投稿者:Litsu☆

「‥‥?」

そうだ、僕はあの時、なぜあの子がそこに立っているのか分からなかった。
車内の僕の斜め前、すぐにそれと気付く場所で前を向いて彼女は立っていた。
あんなことのあった次の日だ‥。
バス停留所の乗り口から離れてしまえば、僕に見られずに済むはずだった。
それどころか、顔を合わせるのが気まずいなら、そっぽ向いてたって良かった。
そもそも5分おきにバスは来るのだ。一本ずらせば僕とは別の車両に乗れる。
僕に会わないでいる方法なんて、いくらでも、いくらでも、いくらでも!
あったはずなんだ。

‥なのにあの子はそこに居た。

「ずいぶんと、平然としてるもんなんだなぁ‥あんなことの後なのに。」

僕はそう思ったよ‥。
そう、僕は【そう】思ったんだ。そして、長い長い時が過ぎた。

「‥‥。」

あの日、あの時、あの子はどう思って、あの場所に立っていたのか?

じつは数秒間、僕は彼女と目が合った。
涼しい、清らかな、それでいて芯の通った強い眼差しだった。‥見つめ合った。
そして数秒後
彼女は、視線を落とした。すこし寂しげで、弱々しく、僕から視線を外した‥。


「‥‥?」


僕は?と思ったよ‥。
そう、僕は【?】と思ったんだ!


なんにも分かっちゃいなかった‥。何も、何も、

なぜ?あの子が僕に見える場所に、ずっと立っていたのか?
偶然でなど!あるわけないじゃないかッ!

(うううああああああああああああああああああぁぁーッ)

「?」なものかッ! 断じて「?」でなどあるもんかぁーッ!

なんてお前は強いヤツなんだ! ちくしょうー!ちくしょうー!


もし?僕があの時、一言でも声を掛けることができてたら‥






アバター
2026/02/12 17:49
‥でも、とても切ないです‥。
コメントありがとうございます^^
アバター
2026/02/12 17:09
♡♥恋愛ものは良いですねぇ



管理人
ケニー
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カテゴリ
自作小説
メンバー数
18人/最大100人
設立日
2024年02月18日

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