Nicotto Town


メルカッツ提督苺


年下の上級生

まぁなんですなぁ。

私、高校卒業後一旦就職してそれから大学に入ったんで

周囲の上級生は殆ど年下か同い年でした。

で、その上級生の一人に香川出身の人がいて

お父さんは自営の配管工だって言ってましたか。

ホントに小さな会社で、お母さんはパートに出てたそうです。

で、どうやって切り盛りしてたかって言いますと

いわゆる談合で仕事貰ってたそうです。

言い換えれば、談合しなきゃ食べてけないんです。

どんなに立派な腕を持っていても。

で、政治屋のパーティー券を買わされて、

そんなに大金を献金できるわけでもないから

会場には入れてもらえず、…

昨日の日記のコメントにもありましたね。

公共事業が無くなると潰れる会社が続出するって。

小さな会社、孫請けの孫請けって言う感じの会社は

談合しなきゃ食べていけないんですよ。

娘一人国立の安い大学に通わせられないんです。

何が問題か?

談合で私腹を肥やすのはどこか?

献金しなきゃなぜ仕事がもらえないか?

複雑な気持ちです。

今の日本には、建築関係で働いている人が約6万人ほどいます。

全人口が1億2千万。

半分が女性で半分が就労可能者だとすると

3千万人が働けるわけです。

ところがこの6万人が多いか少ないかという議論になれば

私は多いと思います。

いったい何を作るんですか?

これ以上自然を破壊するような建築は必要でしょうか?

高度経済成長期の頃の日本とは、今は明らかに違います。

高速道路の整備にしても、治水灌漑事業にしても

大都市部に集中することはもうありません。

全てが偏在化しています。

また、今後人口が増えると言っても2億人を頭打ちに

後は減少するという目算が立っています。

永久不変に増えるわけではありません。

産業構造も変わってきました。経済構造もまた然りです。

そんな中で一部の利権業者と政治屋が手を結ぶ時代は

終わったんです。

今、民主党をはじめとして、社民党、共産党、公明党まで

企業団体献金の廃止を唱えています。

私は賛成です。

談合体質を断ち切り、技術力で勝負する時代を迎えるには

こうした献金問題は大きなウェイトを占めていると考えます。

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2010/02/26 03:11
建設業者は数が多すぎる、別の事業にきりかえよう、というような
考え方も出ているはずですが、
建設業の人がほかの仕事をするというのは
かなり難しいというのがほとんどだと思います。




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