人類最大最強の発明。
- カテゴリ:日記
- 2010/04/18 20:36:43
有史以来人類はいろいろな発明を成し遂げてきました。
飛行機…20世紀初頭に初飛行して以来今や800人を
乗せと飛ぶ旅客機から、音速の3倍以上で飛ぶ軍用機まで様々に発展してきました。
自動車…これも20世紀初頭に内燃機関の充実から端を発し
今では一般民衆に手の届くものに変わりました。
ロケット…第2次世界大戦でドイツが作ったV2と言う弾道弾に
その起源を見出せます。月にまで人類を運んだのは今から41年前
です。今や人工衛星は私達の生活を陰から支えてくれています。
気象衛星、通信衛星、車や携帯に欠かせないGPS衛星。
しかしこれらを押しのけてすごい発明があると思うのは私だけでしょうか?
それは何か?
文字です。
何の変哲もなくましてやこれに触れない日は無いのが現代です。
なぜ文字か?と言いますと、
文字は紙とペンがあれば変幻自在に自分の意思はおろか
未来への通信、過去からの警鐘を読み取れます。
文字の無い文明も過去にはありました。
インダス文明をはじめ、インカ文明など…
しかし彼らは滅びました。
インカ文明は滅んだ原因が解明されていますがインダス文明は
違います。いつ頃発祥したのか、いつ滅んだのか、原因は何か
謎だらけです。
それに引き換え文字を発明した国々は私達にいろいろなことを
教えてくれます。
為政者は何をなすべきかから、日々の生活では何を注意しなければならないか、まで、様々です。
また、先に上げましたいろいろな発明も、1人の人物のひらめきで
なされたわけではなく、多くの人々が、長大な年月をかけ
コツコツと積み上げられた結果生まれたもので、これらには全て
文字が介在しています。
また、文字の発達から歴史を読み取ることができます。
一番代表的なのはハングル文字でしょうか。
李王朝の王様が『富国強兵には一般民衆の学識が必要』と言う
ことで編み出された文字です。
日本でも、平仮名、片仮名が漢字を元に編み出され、漢字だけですが遠く飛鳥斑鳩の時代にさかのぼって文化を読み取ることができます。
『ペンは剣よりも強い』と言う言葉があります。
これは、剣はその場の人間しか裁けないがペンは1000年前の
国主の失敗を断罪できると言うことから来ています。
併せて『歴史は繰り返す』と言うことも言われています。
これは私達がまだ文字を有効に使いきっていないためなのではないでしょうか?
もし、過去からの警鐘を入念に学びとり未来の歴史に伝えるべく
学んで、注意して行動すれば、歴史は繰り返されることはないのではないでしょうか?
「日本史」の研究は通常当時「文字」で書かれた情報を読み取ることから始まります。
「考古学」だと遺跡から発掘された品物や建物跡が中心(文字が書かれたものが出土したらそれも読んでいきますが)。
私が連想したのは、日本でよく見つかる「木簡」の文字から新事実を読み取れた例です。
もっと現代に近い時代だと、「文字情報」があふれかえってそれを分類するだけでも大変です。
そんな身近なものが、すごい発明だと思ったのですね!
うんうん・・・!言われてみれば・・・・そんな気が!!