冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第六十六話 行きつ戻りつ

（前回までのあらすじ）
シンガポールで文化的な生活を楽しみました。
地下鉄にコンサート。
図書館でソロモン行きのルートを検討しましたが、
いいルートが見つかりません。



（10月3日）
ソロモンまでの経路と料金を調べています。

パプアニューギニアのポートモレスビーから
ソロモンのホニアラまでの料金が分からないので
エアーニューギニアに行って料金を調べてみました。

シンガポール　ポートモレスビー（パプアニューギニア）　片道13万円
ポートモレスビー　キエタ（ソロモン）　4万円
ポートモレスビー　ホニアラ（ソロモン）　片道6万円

なんと高いこと。

まあ、なんとかニューギニアにたどり着いても、
そこから先が高いのでこのルートはあきらめることにしました。

で、考えたのが、フィリピン経由。
ただし、シンガポールからマニラまではたかいので、バンコクに戻り

バンコク　マニラ　片道1万6千円
マニラ　ホニアラ(ソロモン）　片道4万円　帰りは2万円

これならなんとかなりそうです。

朝11時に起きて昼からバスのチケットを受け取りに行きました。
バンコクまでは丸2日かかって53シンガポールドルで、
VIPバスだと67シンガポールドルなので、普通で行くことにしました。
オーチャード通りの方にアンドーナツを売っている店があるので
マイルドセブンと一緒に買ってきました。

GPOで日本に電話をしました。
毎月一回、日本の私のアパートをチェックに行ってくれている友だちで、
10月分と11月分の部屋代を立て替えて払ってくれたとのこと。
なんせ、3ヶ月で帰るといいながら、6ヶ月分の部屋代は先払いしていたの
ですが、それが9月分までだったので、助かりました。


（10月4日）
バスにてバンコクに戻ります。

昨日予約したところに行くと、普通を予約していたはずなのに、
デラックスバスになっていました。ブッキングミスだと思われます。
デラックスバスは、クーラーが効きすぎで寒いこと。
夜は、あまりお腹がすいていないので、パンとコーヒー牛乳にしました。
パンはもちろんカレーパンです。


（10月5日）
朝、タイのハッチャイに入りました。
バスは乗り換えなので予約し治さなければなりません。
普通は一杯なのでデラックスバスにしてくれと言われたのでOKしました。

夕方5時出発なので、時間をもてあましてしまい映画を見ようと思いましたが、
「夢追人」しかやっていなく、2日前に見たものだったのでやめました。

ビデオを放映しているレストランがあったので、食事とジュースで
4時間ほど粘りました。

バスに乗ったあと、夕食はレストランで無料で食べられます。


（10月6日）
朝、バンコクに到着です。

カオサン通りの近くで、以前コサムイで会ったベルギー人に会いました。
彼らはあのあと、ピピン島に行っていたそうですが、一週間ずーと
雨に祟られていたそうです。
それと、ピピンで自転車を買ったそうです。

ガーリー達と約束していたMerry V ゲストハウスは満室で
泊まれませんでした。
宿泊名簿を見てもガーリー達の名前はなかったので別のゲストハウスを
探すことにしました。

部屋で少し休んだあとにフィリピン行きのチケットを探しに行きました。
エジプト航空で往復4万円で売っていました。

Merry Vゲストハウスにメッセージでも残しておこうと歩いていると
道でジェーンに出会いました。ガーリーもMerry Vに居るというので
向かいました。

3人で一日寺院巡りをして、ビデオを見ながらの夕食のあと
一同、バッポン通りに繰り出しました。

ゴーゴーバーで、ビールを頼んだら400円。
そこのステージでは、日本では見ることの出来ないような
ショーをしていました。

女の子が隣にきて、飲み物を要求したのですがお断りしました。
すると、その子はガーリーの方に行きます。
ガーリーはおごるかどうか、ジェーンと相談しますが、
ジェーンは自分だ払うならいいよといいます。
で、結局おごらないままになりました。

隣の席では、水着の女の子を膝の上に乗せて…

これで本当に400円って、驚きのお値段でした。

バッポン通りには夜店も沢山あり、時計とかビデオを売っていました。
カセット100円、ビデオ1000円でした。

結局ホテルに戻ったのは12時を過ぎてからでした。




（第六十七話につづく）



フィリピン経由でソロモンに行くことにしました。
結局、シンガポールまで行ったのにまたバンコクに逆戻りです。
バンコクでは、ガーリー達と再会し、寺院を回ったり、
バッポン通りを探検したりしてきました。


次回、「第六十七話 波瀾万丈の日本人旅行者」をお送りします。
乞うご期待。