Nicotto Town


メルカッツ提督苺


私にとっての学生時代とは…

卒業して就職した時期に悩んだことがあります。

少し私の学歴に着いて経緯を触れてみます。

私は工業高校の出身でした。理由は面白そうだったからです。
結果は期待通りでした。楽しい生活を送っておりました。
そして進路決定の時期に差し掛かり、先生方は無論
事務員さんに至るまで
「メルちゃん(本名は違います)は進学だよね」
「推薦枠取れるよ」
と、異口同音に言われてきました。

しかし、自分の家の経済状況が思わしくなく悩みぬきました。
そして担任の先生のところに行き、涙ながらに言った言葉は
「先生、進学諦めます。」
先生は
「そうかそうか…、いろいろ悩んだんだな、苦しかったな
まだ機会はある」
そう言葉をかけていただきました。
そして、日立系列のSE会社に就職しました。
ここで愕然としたのは、高卒、しかも工業高校では基礎学力が
大卒の方々には遠く及ばなかったことでした。
もちろん専門知識は大卒の人には引けを取りませんでしたが、
仕事をしていても常に格差を思い知らされる、そんな日々でした。

そして半年経ち、実家の経済状況、自分の貯金が改善し
両親に「車でも買うか?」と言われました。
当時即金で400万は出せる状況でしたから車は魅力的でした。
しかし、会社内でおかれている立場に対し、
自分はもっと研鑚すべきではないか?

そう考えるようになり、年の瀬の迫る頃直属の指導員の方に
「申し訳ありません、大学に行きたいです。」
と、話しました。
それから年度末までが大変でした。受験勉強に仕事。
残業、夜勤は容赦なく来るわけで目の回る忙しさの中
大学を1つ受けました。
力は出し切ったでしょうが、落ちました。
会社を辞めてからと言うもの、予備校に通い
トイレと寝る時間以外は全て勉強時間に充てました。
おかげでGWまでには数学物理国語日本史生物は標準まで
引き上げることができましたが、模試ではあまりふるわず
しかも何を重点的に抑えたらいいのかわからず、
2年目の受験も落ちました。

そして予備校2年目、通常のカリキュラム以外に数学英語など
不得意だった分野に傾注し日曜日以外は通常は18時まで
水曜日には21時まで予備校で勉強しまくりました。
そのおかげか、センター試験ではなかなかのところまで点数を
稼げました。
そして、国立大を受験しました。
経済的な状況は夜間の大学しか選択肢がありませんでした。

それでも、1校に集中し勉強しまくりました。
はい、赤本は真黒になりました。

とりあえず合格を勝ち取り学生生活を始めましたが
時間が経つにつれ、「この勉強が糧になるのか?」などと言った
疑問が頭をもたげてきました。
そんなこんなでも2年の留年を経て卒業できました。

そして以前勤めていた会社に再就職できました。
しかし、思いの外計算機関係の技術は発達しており戸惑うばかり。
全然違う仕事をしている気分になり、いつしかうつ病に…。

回復の目処は立たず、結局辞めることになりました。
そんな時に思ったのは
「あのまま仕事を続けていたら、もっと使える人間になっていたのではないか?」
と言うものでした。真剣に悩みました。
自殺を試みたこともあります。

そして数々の変転の結果、思い立ったのは大学を卒業した効果についてです。
日本には数々の資格がありますが、国家資格の多くが4年制大学を卒業していることを受験の条件にしていることです。

自分の人生の目標が明確な方は専門学校でもいいでしょう。
いや、むしろ専門学校の方が専門的知識が習得でき実践的です。

4年制大学に進んだ場合の利点は、資格取得の選択の幅が広まります。
私の場合の社会保険労務士であり、弁理士などもあります。
人生の幅が広まるという点では、大学に行ったことは正解だった。
そう考えています。

さて進路に悩む方々、私の経験は少し役に立つでしょうか?
でも、何にも増して必要なのは、勉強して何になるかです

今、中学高校に通っておられる方々、私の抱いた悩みはいずれ来ます。じっくり考えてください。何をやる仕事に就きたいか?
何かのヒントになれば幸いです。

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2010/06/01 09:04
一瞬 本名がメルちゃんなのかと思ってしまったヾ(´▽`*;)ゝ
「メルちゃん」…可愛い❤・・・(゚ー゚*)ポッ

すご~~く頑張ったメルちゃんに
    ( ^0^)/□☆□\(~▽~ )カンパーーイ!
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2010/06/01 04:05
すごくがんばった学生時代だったんですね。

私は浪人させてもらえなかったのと大学に行きたかったとので、私学1本に絞って本命に受かったのですが、ちょっと親の陰謀があり女子大に進学することになってしまいました。行かせてもらえるだけありがたかったのですが、すごく悔しくて、その後が結構思っていたのと変わっちゃいました。

でも、進学した学校では予想しなかった面白いことが別にあったし、そこに行かなかったらいまの私も無いので、どう転んでもそのとき縁があったもの、それが自分の行くべき道なのかなと思ったりもします。
必ず勉強したこととリンクするとは限らないけど。

私ももしかしたら無駄だったんじゃ無いかと思う時間はあります。
学生時代じゃないけど(^^ゞ
でも歩いて来た道と歩いて行く道の中に、答えはあるんじゃ無いかしらとも思ってます。

ぼちぼち行きましょう。
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2010/05/31 23:32
周りの人がみんな進学をめざすからか、高卒で就職するなんて考えたこともなかった。
今から考えても無理でした。大卒でも子供だったのに高卒のときだともっと子供だったから。

私は「勉強して何になるか」を考えると必ず選択肢から落ちる学科に進学しました。
つまり、「何に興味があるか」だけで考えて学科を決めたわけです。
奨学金は受けなかったけど経済的に私立は無理だとはじめからわかっていたので
家から通学できるかと成績とを考えると選択の余地などありませんでした。

私は共通一次試験を受けた結果目標の点数に届かなかったので、
第一志望の大学をあきらめ(現役で合格するのを優先させたため)、
第2希望の大学と第3希望の大学を受けたのですが、
第2希望の大学だけ合格して進学しました(苦笑)。

大学生活は楽しかったです。でも、今から思うと勉強もそれ以外のことも
中途半端で終わってしまいました。
でも、自分の専門学科の先生はみんな勉強熱心で考え方の面で大きな影響を受けました。
また、そこで一生の宝になる親友ができました。(女です)

私は4回生の就職活動に失敗して就職先がないまま卒業し、
家で試験勉強(通信教育を受けた)をして某職場の採用試験を受け、何とか合格し、合格直後の
秋から採用されて初めて社会に出ました・・・その後いろいろあって現在に至るのです(笑)

ほんの少しだけだけど、どこにも所属していなくてこれからどうなるのだろうという時期が
あったわけです。まだ若かったけどこれからどうなるかものすごく不安でしたね。
私の場合は偶然の結果としてBESTではないけどBETTERな職場に入れたとは思っています。
少なくとも今のところだからふらふらでもなんとか続いているけど
違うところだったらとっくにやめていたでしょうね。
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2010/05/31 23:18
素晴らしい経験をされましたね
また同時に、言葉では言い表せないほどの苦労もあったことと思います
志望校に落ちたこと、合格したこと、そのためのものすごい勉強や
会社に勤めたこと、再就職したこと、全部提督の人生の糧になっているはずです
無駄なことなど何一つないと言いますが、ぼくは本当にその通りだと思っています
提督の今までに経験してきたことはなかなか経験出来ることじゃないと思います
これからの人生で今までに経験してきたこと、必ず生きて来るとぼくは信じています




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