最近のお笑いということで…
- カテゴリ:お笑い
- 2010/06/22 05:53:57
最近の笑いってパターンが決まってますよね。
相方をいびる。
個人名を出して誹謗する。
相方に暴力をふるう。
街角で不特定多数に人に恥をかかせる。
集団で個人を痛めつける。
こんなところでしょうか。
底が浅いと言いますか、そんなものを見ていて笑っていられる人もどうかと思いますねぇ。
私が好きだったのは、もう歳がばれそうですが『欽ちゃんシリーズ』でしたね。出演者が個性を生かしての自爆ボケ。好きでしたねぇ。
欽ちゃんのお弟子さんはたくさんいますが、中でも好きなのは
小堺一機さんですね。
弟子入りの試験は厳しかったそうです。
話芸での一発勝負。当時駆け出しだった関根勤さんと一緒に受けて、話芸のポイントを教えられ、弟子入りしたそうです。
こんな話があります。
小堺さんが欽ちゃんの一員として舞台デビューした時、あまりにも緊張した小堺さん、セリフをなんとか話したもののガチガチで本人も何をしゃべったかわからない状態だったと…
舞台裏に戻って休憩に入った時泣きじゃくっていた小堺さんに欽ちゃんがやって来て「君、お客さんが引いて行ったのわかったろ」と。小堺さんは泣きながら「はい」とだけ…。
そして欽ちゃんは「お客さんを引かせるほど緊張するものじゃない。でも、僕はそういう芸人が好きだな。」と
小堺さんはホールにまで響くような声で泣きじゃくってしまったとか。
今でさえ第一線で活躍している方にもそういう失敗談はたくさんあるそうです。小堺さんは「あの時声をかけてくれなかったら、今の自分は無かった」と欽ちゃんへの感謝を忘れていないとか。
第一線で働いていると言えば、北野武さんもそうですね。
お笑いだけではなく、映画などマルチな才能を発揮していますが、原点と言いますか出発点は浅草のストリップ劇場だそうです。
ご存知ストリップ劇場は、男が女性の裸を見てムラムラするところです。そんなところにも中休みがあって合間に漫才が披露されるそうです。でも、目的の違うものを見せられて面白がる人はまずいません。最初はコテンパンだったそうです。
そんな艱難辛苦の果てに固定客をつかみ、舞台デビュー、テレビデビューを果たしたそうです。
さて、最後になりますが、私がもっとも最近に出てきて好きなお笑い芸人さんは『うっちゃんなんちゃん』ですね。特にうっちゃんが好きです。誰でしたっけ「平成、日本のチャップリン」と評価されましたね。
見ていて飽きないし笑った後の爽快感は何とも言えません。
今後、こういった人が出てくるんでしょうかねぇ。無理だろうな。
芸は芸でも「宴会芸」と化してるからもうお笑い界に未来は無いでしょう。
だからあまり面白さを感じないのかも知れませんね
欽ちゃんシリーズ、子供の頃でしたがどれもとても好きでしたねー^^
幼いころはお笑い番組が好きでしたが、今はもう、心が痛むので見ていられません…
今はこんな精神状態だからかもしれませんけどね。
怖くなくて面白い人、出てこないかなぁ(笑