【どうも、マイニチワ!】第二十話ヨガってブートキ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/02/22 22:02:14
冒険を夢見るちくちくさんにささげる世界半周旅行記
第二十話 ヨガってブートキャンプなの
(前回までのあらすじ)
マンゴは、桃みたいに水分がたっぷりあって、とてもおいしい果物です。
ナイフを持参していたので、皮を剥くことができました。
マドラスにずっと居たら、いつまで経っても下痢は良くならない気がしたので
さっさと次の街に移動しました。
今日は、さらに隣街に移動して、そこでヨガを教えて貰います。
(5月13日)
隣町のポンディーシェリーという街に移動しました。とても暑かったのですが、
街中で中華レストランと、本物のパンを見つけたので元気づきました。
Auro Ashrayというところに泊まることにしました。リクシャーのおじさんは
料金を10ルピーと言ったのに、あとで、3ルピーとか6ルピーと、値段を変えて
きました。多分、場所が分からないまま、値段を言ってたようです。
私は乗るときに4ルピーと言ったので、降りるときに4ルピー払いましたが、
それでは足りないといいます。5ルピー払ってもいい顔をしません。
そこに、宿の主人が出てきて、リクシャーに黙って2ルピー渡しました。
なんだか、自分が小さい人間に見えてしまいました。
部屋が少し暗かったので、海側の、海が見える部屋がいいと言うと、
ここからは海は見えないので、海沿いのロッジを探すといいと言われました。
さらに、一人部屋じゃなくて、ドミトリーがいいというと、じゃあ、2階に
ベッドを運ぶから、そこで寝たらいい。荷物は私の部屋に預けるといいとまで
言われました。うーん、この宿の主人の包容力の大きさに参りました。
さらに、食事をするならどこがいいとか、コーヒーを飲むならどこがいいとかと
いろいろ教えてくれました。でも、私は、その期待を裏切って、エアコン付きの
レストランで、フライドライスとアイスコーヒーを飲みました。
夕方3時頃から寝てしまい、朝の9時までぐっすりでした。
(5月14日)
宿のおじいちゃんに、朝、どこそこの見学に連れて行くぞと言われて、付いていきました。
行ったのは、Auro Ashramの本部で、1910年にフランス人がAshramを始め、その後、
MotherがAurovilleと言う街を作ったそうで、その中心がここです。
この町では、AutovidoとMothernoを尊敬していて、どこの家に行っても、
二人の写真が飾られています。街全体が西洋風で、ブティックかと思えば、実は
線香屋さんだったりします。
宿のおじいちゃんに「昼食はまだか」と聞かれたので「朝ご飯もまだだ」と言うと、
「果物はどうだ」というので、「パンとバターがいい」と答えました。すると、
パンとバターを食べさせてくれる店をわざわざ捜してくれました。とても恐縮でした。
さらに、咳き込んでいたら、医者に連れて行ってくれました。このAshramの医者は
無料だそうですが、朝の診療時間は終わっていて、診て貰うことはできませんでした。
午後、宿にいたら、「ヨガを習わないか」と、男の人がやってきました。聞くと、この
宿の主人の兄弟だそうで、無料で教えるからと言われたので、午後から行く約束をしました。
この町では、何でも無料のようです。
午後から、医者に診て貰い、薬を買いました。誰もが絶賛して勧める、シロップです。
外でコーヒーを飲んできたら、ヨガの時間でした。
ヨガを習いに行ったら、なんと、これがジャズダンスみたいな、体操みたいなことばかり。
ヨガと言えば、いろんなポーズをして瞑想をするのかとおもっていたので、ビックリです。
ビリーズブートキャンプみたいな激しい運動だったので、少しだけやってすぐに休んでしまいました。
こんな激しい運動なら、止めたいと言ったのですが、押し切られて、また明日も行くことにしました。
夕食は、待望の中華へ。チャウチャウライスという中華丼が食べられるかと期待して
行ったのですが、そんないいものはなく、お茶さえ置いてませんでした。
それでも、チキンフライドライスを頼みました。一ヶ月ぶりのチキンです。
ムチャクチャおいしく感じました。壁には「お酒は禁止」と張り紙がしてありましたが、
ビールはどうなのと聞いたら、置いてました。コップ一杯ですっかり酔って、
宿に帰るのが大変でした。
(第二十一話につづく)
ヒンズー教の国インドの中で、一風変わった街、ポンディーデェリー。
いきなり宿の主人の心の広さを見せられ、その後もおじいちゃん、兄弟と
いろんな人に囲まれて、自分の生き方を揺さぶられます。
しかし、フランス風だけあって、食べ物には恵まれていて
食事だけで元気になりました。
明日は、悟りを開いてみます。
次回、「第二十一話 インドで悟りを開く」をお送りします。
乞うご期待。
ポンディーシェリーですか。。。。
アシュラムに感化されてしまいました。
どんな悟りかは次回のお楽しみ。
ちくちくさん
インドでは、お酒を飲む習慣がないというか、
ヒンズー教では、飲まないことになってるんでしょうか。
時々飲むビールは罪悪感がこもっています。
まーちさん
悟り、開きますってば~
こややしさん
チャウチャウライス、ありますってば~
食べた記憶は無いけど...
何か不思議。ヒンズーの人が少ない街なのかな?
> チャウチャウライスという中華丼が食べられるかと期待して行ったのですが、
中華レストランにはそんなモノ無いのだよ、ふふふ。
マーボウ豆腐は喰ったけどね。(^_^;
...フライドライスはムチャクチャな量無かった?
次回はホントに悟りを開くんですか~!楽しみ♪
こんな場所なん?
こんな人なん?すてきなお話だーーー。
いわばゆきずりのこはるさんに
あげられるだけあげようってあったかさがあるよねー。
そのやさしさをちゃんと受け取って帰ってきて
こうして教えてくれて、アタシまであったかくなったよぉ(ー▽ー)
そういや
ホントに肉っけがない生活してたって感じよね??
なんというか
ビール飲んで、おいしい物食べて
やさしくしてもらえて・・・
泣きたいくらいな夜もあったろうけど
そういうのがあるから、
やっぱり旅っていいんやろーなって思った(  ̄∇ ̄)・・・いいなぁ・・
次回も楽しみにしています〜(ー▽ー)ノ無理ないペースで!
しかし・・・咳までしてたなんて・・・だいじょぶだったのかしら?
いい人たちみたいでよかったね(⌒ー⌒)
どんな悟りを開くのでしょう・・・( ̄ー ̄)