Nicotto Town


つれづれ花残月 ← 和.com


時代はどこに向かうのか (*´-ω-`)・・・




外出するたび お陽さまに体力を吸い取られていくようです。
暑いのはガマンしますが、あの陽射しのキツさは 勘弁してくれ~~~っ  (っω`-。) 
水をジャブジャブ流しての食器洗いが、今年に限ってはむちゃくちゃ気持ちイイですね (((o≧▽≦)ノ彡
おかげでウチの食器洗浄機は、タダの水切り台と化しています。


(*´-ω-`)・・・ それは、さておき…


このところの私の関心事の1つに 『サービス・イノベーション』 というのがあります。
そのなかで最も大きな興味は、誰もが当然のこととして受け止めているモノ・コト・業界等のなかに、
まったく異なる考え方、売り方、流通の仕方が生まれているという点です。

一例を上げると、有名なトコロでは 『ブックオフ』 。

古本業界と言う、どちらかといえば、
  ● 店主の 目利き力 が勝負 <<  職人芸的要素を持つ世界
  ● ゆえに多店舗展開が難しい
  ● 顧客も、どちらかと言うと研究者やコレクターなどマニアックな人間が多い
  ● 店舗内は雑然として暗いイメージが強い
のが当たり前の業界に、
  ● 古本だけど、びっくりするほどキレイw
  ● 接客もフレンドリー <<  職人芸はもちろん不要
  ● 売却先イコール仕入れ先 のシステム構築 <<  読み飽きたらお売りくださいw
という風な新しい形態で殴り込みwww

私の地元・仙台駅前の百貨店に、今年、東北最大級のブックオフが入居しました。
連日、客が詰め掛けているそうですw

百貨店のなかに、しかも市内トップクラスの地価を誇る仙台駅前西口の目の前に、
Σ( ̄□ ̄;)ノノ 何故に ふるほんや~~~

でも実際のところは、ブックオフに関しては古本屋って感じがしないので、
サッパリ違和感がありません…
その違和感の無いところも、なんだか Σ( ̄□ ̄;)ノノ すげ~~~  感じがしますw



ここまで大きな話ではありませんが、
私が、この先どうなっていくかなのかな~~~と見ている業界の1つに
広告業界というのがあります。

従来、第一発注者はもちろん企業(広告主)で、
広告制作・媒体掲載という仕事を受注するのは広告代理店か、大手印刷会社の営業部門…
そこから制作会社に流れ、場合によってはその制作会社から
コピーライター だの イラストレ―ター に仕事が発注されるという流れがあったと思います。
一時期、制作会社がフリーペーパーや地域情報誌などの媒体を作り、
自らが第一発注者となって広告代理店や印刷会社を動かすという流れもあるにはありましたが、
その多くは営業力を持たないがゆえに、借金を負っただけで終わってしまいました。

その業界に、いま、小さな一石が投じられています。

1つは、イラストレーターの集まりである団体が、市の観光関連部門と手を組みました。
市天文台や文学館などとも提携し、オリジナルグッズも開発しています。
従来の仕事の流れからすると、末端も末端で、代理店や制作会社から、
やいのやいのと口うるさく注文をつけられていたハズのイラストレーターが発注者に早変わり。

もう1つの例は、米の生産者と広告デザイン会社の直接取引です。
米どころ宮城のなかでも最も高価取引される地区の生産者さんが作った米が、
いま、あるデザイン会社がデザインした箱に入って売られています。
しかもその箱、大きいのはLPレコードを収納できるサイズ、
小さいのはCDなどを収納できるサイズで、見た目にも機能的にも凝ったモノです。
当然、中間マージンを搾取する代理店などあいだに入っていません。

その一方で、従来の流れに沿って仕事を受けている制作会社は、
相変わらず、不景気不景気と嘆き、仕事がない~仕事がない~ を繰り返しています。


(*´-ω-`)・・・ 書いていて滅入ってきました。


1つ言えることは、現在の成功者は、業界の内側から飛びだしています。
不景気を言い訳に売り上げを落としている人たちは、業界内のネットワークにまだ期待をかけています。
狭いけど馴染みの世界にいれば、まだ生きていけると信じているのかもしれません。

どっちがイイとか悪いとか、そういう話ではないと思っています。

人との出会い… とよく言いますが、
出会いをつくること、それを活かすこと、そして自己満足以上の成果を得ること…
どれをとっても簡単ではありませんが、いまのご時世、
本当に必要なのは、こうしたことなのかもしれません (*´-ω-`)・・・





すっかり不義理をしております皆様へ、
本日後刻、久しぶりにご挨拶に伺わせて頂きます。

.

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2010/08/11 17:51
そういえば先日のテレビで築地に関しても同じようなことを言ってた。
卸業が衰退してきている今、同じことをやってても生き残っていけないと。
どの業界も今までと同じようにはいかない世の中になってきているんだろうね。
今までと同じようにはいかないと言えば、
最近は義理人情を重んじる人も少なくなってきたように感じる。
・・・ホントにこれでいいのかニッポン!!
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2010/08/09 09:32
時代の変化って、大きな川の流れだから、
否応なしに変わらなきゃ残れないものも
多いかもしれません(^^;)

空気の変わり目に敏感で、瞬時に動ける人はいいけれど、
歳と共に、なかなかそうも行かない人も・・・。

出版業界にちょっとだけ関わっていますが、
PCで何でもある程度やれるとなると、
下請けは仕事が減って、大変になっちゃってるようです。
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2010/08/08 21:08
うむむー!なるほど~
別の流通形態が生まれてるわけなんですね?

それに関しては、未だ先が見えない状態で
これからどう流れていくのか見守るしかないという感じですね

ただ、中古業界が猛威をふるうのは私的には
その業界全体の質低下を招くんではないかというちょっと不安があります。
エコという面から考えてリサイクルはとてもいい事だと思いますが
中古品が売れるという事は、新品が売れないという事になる

という事はその業界自体が低迷→開発費が減る→人材が減る→ますます低迷→
その業態自体からユーザーが離れる=そのアイテム扱っていた中古屋も痛手を被る
という悪循環になるのではないかという不安があります。

本の業界に限って言えば、実際今、倒産や会社更生法適用等という出版社結構あります;;
気まじめにこつこつやってた出版社ほど波をかぶってる気がします。

上手く言えないけど、全て自分に回り回ってくるというか
世の中には一つの流れがあると思うんです。
少しは持ちつ持たれつという風に考え、多少の損も受け入れるべきかな~と思います
自分さえよければいいという考え方で動いてると
最終的には全部自分に跳ね返ってきそうでちょっと怖いですね

話ずれたかな?すみません^^;
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2010/08/08 12:43
再びのコメント失礼します^^;
周辺を見てますと、本屋さんの場合、むしろ頑張って「今流行りの本を」「今流行の作家さんを」と勉強して努力してる所に限って潰れますね。生き残ってるのは大概、「流行?知るか。うちはオレの仕入れたい本だけ仕入れるんや。平積みも、オレの気に入った本以外したらへんからな」という頑固さんの方だったりします。
結局「自分の色」が無いとダメなんですね。
飲食店なんかもそうで、「自分の色」を主張しない店は開店したかと思うとたちまち売りテナントになってしまっています。
お商売というのは、計算や要領の良さや「営業努力」だけでは成り立たないんだなぁ、と見てて思います。
本屋さんなんかは、問屋さんの「これ仕入れて」強力プッシュとか「これは回してあげないから」嫌がらせ的なこともありそうで大変そうですけれども。オーナーさんの趣味と押しの強さというのも鍵かもしれませんね。

ところで、今、近所ではすき家と松屋と吉野家が三つ巴で火花散らしてるのですが、一番分の悪そうなのは吉野家かしら、と生温かく見守ってます(大体、この予測は当たります)
吉野家が一番後で来たんですけれども、牛丼店だけでなく、ラーメンとかお好み焼きとか顧客にとっては選択肢の多い、それだけの激戦区なので、「ひのきのぼうとぬののふくだけでラスボスの城に挑むような無謀なことを」と、来た当初から呆れてたんですけれどね。
個人的にはなか卯に来て欲しかったです^^; 個人的な希望はさておいても、この立地ではなか卯の方がまだ生き残れる勝算があったかも、と思ったりします。
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2010/08/08 11:05
慶蘭さん
>> 打破する気もなく不満だけ言うのは簡単で、楽ですよね(^^;

あとは行動力… って話になるんでしょうが、
いままでと違うことをと思っても、なかなか身体が動かないというのもあるみたいですw
いちばんの問題は 『何か別のやり方を探す』 という必要性に
まったく気付かない人がいるってことでしょうか。

ちょっとした変化にも常に気づけるようでいたいと思っていますが、
我が身を振り返ると、なかなか気付かないこともあって、難しいですよね ( ̄m ̄*)
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2010/08/08 10:56
抹茶 さん
コメありがとうございます。
古本屋とブックオフの棲み分け… 確かにこの2つはキチンと棲み分け出来そうですが、
フツーの本屋がワリを食っているという話は、こっちでも出ているようですw

私も本屋さんって好きなんですが、地元の本屋さんは勢いがないんですよね (*´-ω-`)・・・
仙台には店をたたんで、企業や官公庁、学校などを相手に外商だけで生きている
地元の本屋が数件ありますw
店をやっているころには、詳しい店員さん、親切な定員さんとかいたんですけどね。
そういう人を活かしきれない地元の本屋も情けない… と思ったりもします。
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2010/08/07 17:09
現状の不満を何かのせいにして
打破する気もなく不満だけ言うのは
簡単で、楽ですよね(^^;

難しい事なのかもしれないけど
不満があるなら、少しでも
何か別のやり方を探してみれば、と思う事があります。

的外れな意見かもです。ごめんなさいm(__)m
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2010/08/07 14:21
色々大変そうな話ですね。
古本に関しては、実は私の地元は非常に古本屋の多い土地なのですが、旧来の古本屋とブックオフは完璧に棲み分けているようです。
原因の一つには、街の構成の性質上、プレミアのつくような絶版書・専門書を求める研究者層が常に存在すること。一方で、ライトな読み捨て型読者層も居て、この二者は顧客の食い合いは発生しないようなのです。
何しろブックオフは、古書の買取価格が常に一定なので(そこが安心感でもあるのですが)、「これはこんなすごい本なのに」と本に偏執的な愛着を持つ人達には「売る対象」としても不人気なんですね。それで、レアものの絶版書は絶対にブックオフには流れない、ということを買い手も承知しているわけで。
その中間で、どこが一番ワリを食ってるかというと、実は、新刊書を扱う普通の書店だったりします(-ωー;)
なにせ、仕入れたばかりの新刊書が殆どタイムラグもないくらいな状態でブックオフで安価に売られちゃってたりするもので; 巷の話題の本は勿論入れなきゃいけないけれども(仲介も推めてくるし)、そういう本に限ってブックオフとの競争には確実に負ける、という状況で、苦戦しているようです。amazonなんかも競争相手として手強いですしね。
個人的には本屋さんの空気好きなので、中小規模店にも頑張って欲しいのですが。

広告は……う~ん、う~ん、過渡期なのかなぁ?
中間でご飯代稼いでる人には申し訳ないけれども、間にはさまる人が少ないほど、生産者と消費者の利益が上がっちゃうんですよね。
業界というのは一種のネットワークなので、情報を共有する・できる、という利点があるのですが、それが収益に直結してない、させられてない、てのが現状なのかしら、なんて思います。

コメントまでなんだか、眉間に皺のよりそうな内容ですみません;



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