今日は何の日?
- カテゴリ:日記
- 2010/08/26 16:14:59
今日は何の日フッフゥ~
なぁ~んて始まる番組もあったような、なかったような?
さて、1年間365日誰かの誕生日で誰かの命日であります。
ちなみにそれがしの誕生日はヨハン・シュトラウス(お父さんの方)の
命日であります。
では今日は?
それがしが尊敬して止まないある女性の誕生日です。
たぶん皆さんご存じではないでしょうか?
『マザー・テレサ』
100年前の今日が誕生日なのです。
どんなことをされたかご存知の方も多いでしょう。
インド、カルカッタで慈善活動をしていた方です。
生まれはマケドニアだそうです。ギリシアの北に位置します。
18歳でカトリックの教えに入り、自ら志願してインドに赴任し
学校の校長にまでなりましたが、しばらくして貧困にあえぐ住民の
救済を旨とする『神の愛の宣者協会』(だったと思います)を設立し、路上生活者の救済を基本に、学校に通えない子供の教育や女性の過剰妊娠を防ぐ等その活動は多岐にわたっております。
さて、いくら慈善活動とは言え根幹にあるのはキリスト教です。
ヒンドゥー教の国であるインドでは簡単には受け入れられなかった
かと思います。
人種の垣根、信仰の違い、これらはなかなか取り払えないものに映ります。しかし、やってのけてしまったのです。
ヒンドゥー教の信者が「寺院を荒らされている」と警官に訴えて警官がやってくれば、患者の搬送や布団干しに使ったり…。
活動の根幹にあったのは「孤独に死を迎える人への救済」だったと聞きます。
ちょっと考えてみてください。1人で道端で死を迎えるのと、見ず知らずでも、手をさすってもらいながら死を迎えるのとを。
どちらが安らかなものか…。
マザー・テレサがよく語ったそうです
『この世に不必要な人はいない』
と。
一見するとなんの生産性もなく、むなしい活動のようですが
人1人に安らかな時を過ごさせる。
たくさんできてしまい、捨てられる子供を育て成人させる。
お金で測れるものでしょうか?
人々に安らぎを与える活動に、信仰や人種の垣根はありません。
だからこそ、異教徒の土地で活動が受け入れられたのでしょう。
1997年、マザー・テレサは他界しました。
死後2003年に福者(聖人の1つ手前)の称号をバチカンから
贈られたそうです。生前には、ノーベル平和賞も授与されています。
現在マザー・テレサの活動を継ぐ人が世界111か所で慈善活動を
しているそうです。教えは受け継がれているそうです。
子供ひとり育てるだけで(まあ簡単なことではないけど)許容量をオーバーしている
誰かさんとはえらい違いです。
豊かなように見える日本だけど「孤独に死を迎える人」が本当にたくさんいる国です・・・
その考えを受け継いだ人の手で救われた人も多いでしょうね(´∀`)
ニコで、コメントや伝言で声をかけること、ひとつのステプも
わずかながらマザー・テレサに通ずるものがあるかもしれないです(´ー`)
偉大な精神は死してなお受け継がれるものですよね