Nicotto Town



10月に読んだ本

9冊。読んだページ数:3296ページ。(読書メーターから)

読んだ本メモ。読了順。

■狡猾なる死神よ/サラ・スチュアートテイラー/野口百合子訳/創元推理文庫
大学の助教授で墓石の研究をしている美術史家スウィーニーを主人公とする
シリーズ1作め。芸術の香りが格調高く漂うミステリかつロマンス小説。
読み応えもあってとても面白かったです。次作を読むのが楽しみです。
小説にぴったりの表紙はエリュー・ヴェッダーの代表作「死の杯」の一部。

■ペギー・スー(5) 黒い城の恐ろしい謎/セルジュ・ブリュソロ/金子ゆき子/角川文庫
確かに最初はブラックな児童書だったはずなのに、ハチャメチャななんでもあり読み物と化してます。
でも、楽しいです。

■トワイライトⅢ (上)(下)
■トワイライトⅣ (上)(下) 
/Twilight Saga/ステファニー・メイヤー/小原亜美訳/ヴィレッジブックス文庫
なんだか拙さと幼稚さが前面に出ていています。面白かったⅠⅡのいきおいで読んだ感じ。
結末を読めば面白くなるとは思えないけど、かすかに期待して「トワイライトⅣ最終章」に続く。
Ⅳ(上)は、とても薄っぺらいです。(上)と(下)をあわせて(上)、最終章を(下)とするのが、
真っ当な出版者のすることだと思います。個人的には1冊だともっといいんですが。
ほぼ半額の古本購入だけど、それでも高いと思いました。

■痩せゆく男/リチャード・バックマン/真野明裕訳/文春文庫
ジプシーの呪いで痩せていく男。主人公の痩せていく恐怖と心理的葛藤が怖いです。
あえて少しずつ10日間かけて読んだら1kg体重が減りました。(偶然)
カバーに書かれた著者名の「リチャード・バックマン実はスティーヴン・キング」が嫌。
映画化されているけど未鑑賞です。映画も面白そうです。

■小悪魔アザゼル18の物語/アイザック・アシモフ/小梨直訳/新潮文庫
私(アシモフ)に食事を奢ってもらいながらジョージが語る体長2cmの悪魔アザゼルの18の物語。
ジョージのおせっかいでアザゼルに願いをかなえて貰った人間たちは誰も幸せになりません。
アザゼルがとても魅力的です。
冒頭のアザゼルが1冊の本になるまでの顛末も面白かったです。

■死より蒼く/フィオナ・マウンテン/竹内さなみ訳/講談社文庫
家族史探偵(系図学者)のヒロインが失踪した若い女性モデルを探すミステリ。
三人称だけど一人称の小説のよう。表紙はミレーの「オフィーリア」。
「狡猾なる死神よ」と共通点がいくつかあるけれど、こちらはあまり面白くなかったです。


アバター
2010/11/01 22:28
>ゆこたんサマ コメントありがとうございます^^
アバター
2010/11/01 18:31
私も本好きです★



カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.