危機管理
- カテゴリ:ニュース
- 2010/11/05 15:45:40
なんか今朝から騒がしいですねぇ。
尖閣諸島に侵入してきた中国漁船のビデオ映像がネットに流れたと。
そもそもこのビデオ映像は関係者にのみ公開となっておりましたねぇ。
それがなんで漏えいしますかねぇ(--;)
管理者の馬鹿さ加減に開いた口がふさがらないです。
数日前にも、警視庁の重要監視対象者の資料が漏えいしましたっけ…
どうかしてませんかねぇ(--;)
日中戦争当時、ロシアが日本に送り込んだスパイにゾルゲという者がいます。
この人物いわく『日本はカニだ』だそうです。
からはかたくて丈夫だけど中身はグチャグチャでいくらでも重要情報が
手に入ると言うことだそうです。
70年近く前の話ですが、相変わらず成長してませんねぇ…
国家機密と言うと、空港や港の設備も国家機密に類します。
大正時代の神奈川県の地図には、横須賀周辺の地理は空白に
なっておりました。軍港があるからです。
また、横浜に入港する客船に対しても港の映像を撮っている人は
徹底的に取りしまわれておりました。
今はやりたい放題ですねぇ(--;)
以前それがしは勤務先のからみで、中国のプドンという空港を探して
おりました。
いくら世界地図を探しても、百科事典をひっくり返しても出てきません。
かろうじてわかったのは『香港の東側にある』だけでした。
で、中国大使館に聞いてみたところ…
・なんでその情報が必要なのか?
・どこでその地名を知った?
・仕事との絡みはなんだ?
などなど…、いろいろ聞かれましたですよ。
まぁ、空港ですからねぇ。国家機密ではないにしろ戦争になったら
なぁんてことを考えれば当然ですよねぇ。
聞かれている最後にそれがしが『香港の東にあるのはわかったんですが』
と言ったら、ようやくどういう地域のことを指しているか聞けました。
この国の官僚どもは、少し危機管理について
小学校からやり直した方がいいんじゃないですかね?
馬鹿すぎで
無責任だよ!!
時代は変わったなあとつくづく思いました。
大正時代と現代との国家機密の度合いを比べるわけにはいかないよねえ、政治体制が
違うんだから。
中国と日本とは同じ現代でも、政治体制が違うわけですし。
中国は今でも旅行者立ち入り禁止にしている区域も多いんですよねえ。
日本がその後追いをするわけにはいかないし。
ビデオのほうは国会であれだけ公開非公開を迷っていたのは一体なんだったんだろうと思いました。
危機管理能力ねえ・・・・
国の官僚はたぶんプライドは高いのだけど、どうも機密管理の能力については
結構ぼけているワタシ達のレベルと同じではないかと思ってしまったのでした(汗)
2件ともかなりたまたまウイルスにひっかかったようなものではなく、意図的に実行されたと
いう考え方が出ていますが、一体何者がどういう意図でやったんでしょうか。