第二十二話 海の上の二本の線路(世界半周旅行記)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/03/15 19:15:10
冒険を夢見るちくちくさんにささげる世界半周旅行記
第二十二話 海の上の二本の線路
(前回までのあらすじ)
アシュラムという考えを広めている街ポンディーデェリー。
ここでは、ステキな人たちに会えて、自分の生き方を見直す
きっかけになりました。
悟りと言うほどではないですが、こんな生き方をしてみたいと
思いました。
今日は、海の上に延びる線路を通って島に渡ります。
(5月18日)
ラーメシュワラムに今朝着きました。
ここはちいさな島ですが、ヒンドゥー教の叙事詩『ラーマーヤナ』
の重要な舞台となったところのようです。(※1)
そう、海の向こうにはスリランカがすぐ近くにあります。
さて、この島に渡るには、鉄道で行くべきです。
なぜって、海の上に延びる線路の上を通っていくからです。
丸いコンクリートの円柱が海面に少し顔を出しているのですが、
そのコンクリートとコンクリートの間に線路が渡されています。
むき出しとまでは行きませんが、ほぼ2本のレールが渡されて
いて、汽車はそろそろとその上を走っていきます。
ラーメシュワラムには、おいしいミールスとおいしいラッシーが
あると教えて貰っていたのですが、期待した分がっかりしてしまいました。
この島はハエが多くて、食べ物以外にも、人の顔とか
バスの中とかまで飛び回っています。(※2)
水は塩っぽくて、シャワーも同じく塩っぽい水でした。
この島の寺院は大きくて、迷宮のようでした。
実際、この寺院の中で迷ってしまいました。(※3)
島の岬までバスに乗っていきました。砂浜が白くてとてもきれいでした。
ビデオで撮影しているうちに、バスが出発してしまい、置いてきぼりに
なってしまいました。でも、通りかかったジープに乗せて貰い
さらに島の端まで行きました。
そのジープに乗っていたインド人の女の子達が、私に興味を持って
いろいろ質問してきたりするうちに、その子達がソフトウェアーの
学校に通って、いろんな言語を勉強しているとのことでした。(※4)
やはり、インドはハイテクに力を入れてるんですね。
で、この女の子達は全員ノーズリングをしていませんでした。(※5)
ノーズリングをしていない女性を見るのは珍しいことです。
街に戻って、ミールスを食べてみました。
おいしかったけど、食べるのは一回でいいかなーという感じでした。
夜と朝はパンとジャム、ミルクで過ごしました。
あと、イドリーというのを食べてみました。見かけは肉まんみたいで
おいしそうでしたが、ものすごく塩っぽくて、食べられませんでした。
どうも、食べ物が合わないようなので、明日はこの島を発つことにしました。
(第二十三話につづく)
※1 ラーマーヤナは、奪われたラーマの嫁さんシーターを救うために
サルの軍団に頼んで捜して貰い、今のスリランカに拉致されていたのを
無事救い出したというくだりがあります。このラーマヤナ物語は、
インドではポピュラーで、数多くの絵画、彫刻、建築、演劇、映画、
ドラマ、音楽、舞踏などで使われています。
※2 店先で、ケーキを売っているのを見つけましたが、ショーウインドウの
なかには、ハエが飛び回っておりました。
※3 この寺院でゾウを見かけました。久々のゾウでした。
※4 言語といってもコンピューターの言語です。FortranとかPascalとかの。
※5 ノーズリングって、牛の鼻輪じゃなくて、鼻の片側にピアスを
通してるだけです。小さい女の子も大抵これをしています。
今にも落っこちそうな海の上に延びる線路を渡って
ラーメシュワラムにやってきました。
島のせいか、水が塩っぽくて、食事まで塩っぽいので
早々に引き上げます。
明日は、インドの旅を考えます。
次回、「第二十三話 インドの旅は間違い?」をお送りします。
乞うご期待。
そんな場所があるんやなー。
うーん・・改めてじーんって感じ。
世界一周って、あっという間ですよ。
ただ、半周で半年以上はかかっちゃいましたけど。
ジュネさん
ハエは慣れれば、そんなには気にならないかも。
汽車はいいですよ~。
こややしさん
最近の線路をイン多ネットで調べたら、その横に車が通れる
橋ができているようで、ちょっと興ざめかも。
ちくちくさん
Googleマップで調べてみたら、インドからスリランカに向かって
延びている半島みたいな先にある島です。
こんなところに行ってたんだーって改めて知りました。
tottocoさん
線路は鉄だからね...
まあ、落ちても海だから大丈夫?
まーちさん
海面がすぐそこにあってそれはいい経験でしたよ。
どこまでも行けそうな気がします。
いつ崩れるか・・・どきどき?
ハエはやだなぁ~・・ハエはぁ~(^^;
ポンディーデェリーの場所はわかったけど、この島は
アタシの本に載ってないな〜^^;
学校の図書館で一度みてみることにする。
で、海の上の線路ってほんまにあるんや〜。
うーんすごいなぁ。
宮崎駿先生の「千と千尋の神隠し」という作品に
海の上を走る電車が登場するねんけど、
実在するんだということに驚いた〜
もちろん映画の表現は極端やしちゃうとは思うけど、
それでも、やっぱり、見てみたいって思うよ〜
ラーマヤーナで奪われたお嫁さんはシーターっていうんや〜
これまた宮崎駿先生の「天空の城ラピュタ」で
「ラーマヤーナ」とか「シータ」とか
キーワード一緒やわ〜
ふむふむ〜
向こうの日本昔話のようなもんなんやろか。
で、このあたりの食事は
果物とジュースじゃなくて
それなりな食べ物になってるんやな〜
やっぱり食べ物って大事よな〜
んーー教えてくれてありがとうね〜( ̄▽ ̄)〜感謝〜
あぁ、これいいなぁ...
すごく見てみたい気になります。
行ってみたい...
でも、塩っぽい食事はパスだ (^_^;
ハエがいっぱいいるんだ。。。。。(◕ωˇ◕Å)ァセァセ…
汽車はいいかもヾ(〃⌒ー⌒〃)
ねぇ、やっぱ世界一周って
何年もかかるもんだった??