最近明らかになってきた、人類の軌跡
- カテゴリ:勉強
- 2011/02/03 19:19:39
それがしが歴史が好きなことは何人かの方はご存知かと。
しかし、人類の歩みは有史以前からあるのは周知のごとく。
何十万年も昔からあるわけです。
そんなこんなで最近面白い話を聞きました。
それは
サハラ砂漠は紀元前
7000年頃は
緑の平原だった
ということです。
ここで出てきた7000年というのは、今は砂漠のど真ん中にある洞窟で
有史以前の人類の残した壁画があったことと、ダチョウの卵の殻で作った
ビーズによるものです。
もちろんこれだけでは確証にはなりません。
そこで数々の遺物や野生生物の骨現在の生物分布が大きなカギになるとか。
1つには砂漠のど真ん中で魚の骨が数多く出土していること。
2つには草食動物の骨。
それから、サハラ砂漠を挟んで北と南に近縁の魚がいる。
しかもその魚は1で出土した魚の仲間。
このほかにもいろいろあるようですが、サハラ砂漠には川が流れ
草木の生い茂る平原だったことは間違いないようです。
で、このことがどう重要かと言いますと、人類の活動範囲の広がり方が
従来はナイル川に沿って、或いは紅海をを渡ってユーラシア大陸に渡って
ヨーロッパやアジア諸国に広がったという定説が、サハラの地を縦断して
アフリカから直接ヨーロッパに行ったりするルートも生まれてきて
人類史の発展の仕方が覆されてきたそうです。
ここで重要なことは、現在の地形や環境は固定ではなく常に変化していて
人類はその自然のゆりかごの中であらゆる方向に手足を伸ばしたことです。
現在が砂漠だから人は住んでいないなどとは言えないわけです。
固定観念はあらゆる場面で顔を見せます。
またそれが、歴史に限らず日常生活でも様々な弊害を生みます。
柔軟な思考は簡単には手に入りません。
ただ、他の人とは違うアプローチの仕方で何かしらにあたってみる
そんなことは有意義ではないでしょうか?
その歴史も、いつか終わる時が来るのですね・・・
地球も、太陽系も、銀河系も、宇宙も・・・・いつか・・・
比較的簡単だったということでした。
定説は常に覆る可能性があるということですね。
むかし みずのとち だったろう とおもいます。
いきものが のめる
みずの り が なければ
ぶんめいは さかえず
しぜんは そだたず
れきしに なを のこす など ふもうと されるからです。。。
むかしは おきなわと ほっかいどうが
ひとつの とちだったと される がくせつを きいた ことがあります。
りゅうきゅうの ことばと
アイヌの ことばの ごげんが こくじ している そうです。
たいりくから ちかくへんどうを へた ときに
にほんは じょうげに ながい ちけいに なったとか。。。
ちきゅうは いきているのだと おもいます。。。
サハラ砂漠ではじめて魚の骨を見つけたヒトはビックリしたでしょうね!
海を隔てた島と島で、全く同じ動物を神さまと祀っていたりするのも
むかーしの気候とか動物の分布によるんでしょうね。奥が深いなぁ。