Nicotto Town



第二十六話インドで初めての喫茶店 世界半周旅行記

冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記

第二十六話インドで初めての喫茶店


(前回までのあらすじ)
水の国クイロンに来ました。
しかし、延々と続く下痢に悩まされ、体重も46Kgだって。
新たなダイエット法として紹介できますね。
病院に行って薬を貰い、徐々に回復してきました。
明日は、船に乗って8時間掛けてアレッピーまで移動し
さらに、コーチンに行きます。



(6月2日)
朝起きたとき、まだ本調子ではなかったのですが、出発することにしました。
ボートジェッティーに行き「クイロン」と聞くと、「ここがクイロンだ」と言われました。(※1)
本当は、「アレッピー」と聞くべきところを、何を間違えたのか「クイロン」と
聞いてしまいました。そこで、今度はちゃんと「アレッピー」と聞くと、
「この船は違う。今日はアレッピー行きはないよ」との返事でした。
「なぜ」と聞くと、「修理中さ。バスで行くといい」と言われました。
せっかく10時間の長旅に耐えられるように体力を蓄えてきたのに、そりゃーないよ。
どうしてもボートに乗りたいと言うと、コタヤムまでバスで行って、コタヤム-アレッピーを
ボートに乗って、それからまたバスに乗ればいいといわれ、成程と納得して、バスで
コタヤムに向かいました。途中で、蚊取り線香を売っているのを見つけて、思わず
買ってしまいました。コタヤムまでは3時間かかりました。着いたのが1時半。
アレッピー行きは3時に出るそうなので、後1時間半待たなければなりません。
しかし、3時になっても船は現れず、3時半頃ようやく来ました。ところがこの船、
中々出発しません。乗組員も陸に上がって、戻ってきません。結局出発したのは
5時15分頃でした。それでも、バックウォーターの旅は快適でした。
2時間ほどでアレッピーに着きました。
泊まったところはkomalaホテルといい、44ルピーもしましたが、今まで泊まった
宿の中では一番いいところでした。
夜9時頃雨が降りました。この頃、朝と夕方に雨が降っています。雨期に入ったのかな~。
荷物は濡れてもいいように、すべてビニール袋に詰めています。
今日手に入れた蚊取り線香を使ってみました。まずまずです。

(6月3日)
昼からコーチンに移動しました。
コーチンのホテルは、MIDLAND。まあまあのところです。
日本料理を置いているという噂のグランドホテルに行ってみましたが、日本料理の
影も形も見えません。ホテルの人に聞いたら、向かいの店に行ってみればいいと言われました。
そこで向かいの店に入ってみたら...。これが大当たりです。エアコン付きの広い店内に
ケーキのコーナーがあり、エクレアなどが置いてました。もちろんどこにもハエなどいません。
音楽も西洋音楽が流れているし、メニューを見ると、なんと、ピザ、ハンバーガー、
ホットチョコレートなど、他の店では見ることの出来ないものばかりです。
以前、フランス人が入っているポンディーデェリーという街で、ピザのメニューは見たことが
ありましたが、そのときはピザは作っていませんでした。
室内はというと、雰囲気のいい喫茶店です。最高!。インドで喫茶店を見たのは初めてです。
夜のメニューを見せて貰ったら、Beef-Sukiyakiの文字が。夜もここにくるぞー。
さて、エハナクラムジャンクションに行って、ボンベイ行きの汽車を捜したら、あることには
あったのですが、月末まで予約が一杯だそうです。(※2)
どうしようかと思っている時に、駅の方から日本人が歩いてきていました。
日本人に会うのは、プーリー以来一ヶ月ぶりです。その人は、デリー、シュリーナガル、
デリー、ボンベイ、コーチンと南下してきているそうで、デリーでは10日間寝ていたそうです。
時間はないけど、お金があるタイプです。シュリーナガルでは1万5千円ほどぼられたそうです。
10日後にバンコクに行くそうです。
なお、この彼に会ったとき、「こんにちは」と声を掛けたのに、彼の反応がいまいちでした。
理由を聞いたら、私のことをインド人だと思ったからだそうで、ヒゲを伸ばして、目をぎょろりと
させていたからだそうです。


(第二十七話につづく)


※1 ボートジェッティーは船着き場。1時間に一本のペースで船が出ています。
※2 ボンベイは今はムンバイと呼ばれています。


バックウォーターと呼ばれる船の旅を楽しもうとしましたが、
船が修理中とのこと。
それでも、バス-船-バスと乗り継いで、コーチンまでやってきました。
ここで見つけた喫茶店。最高です。
インドにこんなしゃれた店があるとは...
久々に日本人と会って、話をしました。



次回、「第二十七話 カタカリダンスを見る」をお送りします。
乞うご期待。

アバター
2009/04/15 03:23
こはるさんの名前から、ヒゲとギョロリ目のイメージがわきません(^^;)

私と長女とゆきんこも、ゆきんこの学校では、アラブ人やインド人・カナダやスイス・ロシア人と思われているらしいです``r(^^;)ポリポリ
私の場合は年をとると太る体型???
アバター
2009/04/12 14:33
> 焼き肉ピラフというのが当たっていたかな。

すき焼きじゃなくてフライドライスじゃん、それ (^_^;

To: KINACO

騙されちゃダメです。(^_^;
アバター
2009/04/12 08:48
KINACOさん
えいご、しゃべれるって程じゃなくて、
こややしさんとおなじれべるです。

「ぱーどん」の代わりに、「そーりー」っていってました。
アバター
2009/04/11 18:42
え。。。えいごがしゃべれるのね。
「うじゅらいく〜」のあとにきたるものにいのちかけたり、
「ぱ〜どん?」のいいかたとじぇすちゃ〜に、いのちかけたりしなくてすむのね。

ぶっひっぃ〜
アバター
2009/04/11 18:40
私の知ってるインド人は、男の人はみんな口ひげを蓄えています。
顔も日焼けして黒いので、白目と白い歯は目立ちます。

えーと、現地語ではなくて、現地の公用語の一つである
英語で話をしています。
インドなまりで、マスターをマスタルとか言うようになりますが...

※公用語は21あったと思います。
アバター
2009/04/11 10:20
わたしの知ってるインドの人は、みんな白眼が大きいです。
ポスターの人も大きいです。
黒目の大きな人は、ヤッパリ少ないのですか?

これを全て現地語でですか?
スゴいです。
こややしさん始めワタクシの「ふしぎ変換」ではないのですよね。


アバター
2009/04/11 08:40
こややしさん
ああ、Beef-Sukiyakiがどんなだったかを書き忘れていましたね。
スキヤキを想像したのなら外れです。
焼き肉ピラフというのが当たっていたかな。

ジュネさん
あるときはインド人、またあるときは中国人
果たしてその正体は...

tottocoさん
インドでケーキが食べられるとは思っていませんでした。
高いホテルに行けばあるのかも知れませんが...

ちくちくさん
南インドを回っている日本人は少ないようですね。
しばらく日本人に会っていないのをすっかり忘れていました。
コンビになくても、ちっちゃいスーパーみたいなところはあるので
日用品を手に入れるのには困りません。
特に、トイレットペーパー。

まーちさん
単に日焼けするからだと思います。
裸足で歩くので、足の先まで日焼けします。
アバター
2009/04/10 21:22
知り合いも、インドに行って1ヶ月して帰ってきたらまるでインド人みたいになってました。
インドってそういう力のある国なんでしょうか??
アバター
2009/04/10 09:35
日本人のいない場所でずっとすごしてるんやもんなー。
一人で。
自分にはやっぱりできないかも、って思うのはそこらかも。

なんでもコンビニで手に入る日本に住んでいるからか、
生きていくのにホントは何が必要で、何が多いのか、
わからなくって、何もかもが必要に思えて・・。

日本では色んなところにある喫茶店が、
「最高!」という感動を与えることができることが
読んでるこちらも、なんかうれしいって気持ちになったよ。


27話ガリガリダンス・・・かと思ったけどカタカリダンスね( ̄▽ ̄lll)
楽しみにしてます。今度踊って欲しいなー( ̄▽ ̄)
アバター
2009/04/10 08:33
読み続けてきたわたしもホッとしたよぅ~・・・その喫茶店^^;
よかったねぃ~v^^v

そっか・・・やっぱりインド人なのか・・・( ̄m ̄*)
アバター
2009/04/10 00:32
(●>艸<):;*.':;.ブッ インド人かぁ~(✿‿_‿)。。oO(想像)  (*≧m≦*)ププッ
アバター
2009/04/09 22:50
> Beef-Sukiyakiの文字が。

外国で食べると醤油がダメダメな事が多いから、ハズレだったと見た。(^_^;
韓国製の醤油で食べたサーモンの寿司折のダメダメさは今でも忘れられません...

> ヒゲを伸ばして、目をぎょろりとさせていたからだそうです。

46 Kg くらいだったんですよね?そりゃ、そー思われますって (^_^;



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