東京電力はどうするのだろう?
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- 2011/04/05 17:03:36
原発事故の水産・農業・酪農の被害。
計画停電による企業活動の縮小に伴う解雇者や自宅待機者。
通常の解雇や自宅待機の場合、命じた企業は給与の一定補償が
義務付けられていますが、東京電力の計画停電など外的要因による
これらの措置には、給与の補償はありません。
民事訴訟でも起こさない限り、生活の補償は得られません。
そういった事態は今後考えられますが、そこまで真剣に対応するんでしょ。
今の会見に出ているお偉方見てますと、自分の立場しか連呼しない
感じですねぇ。見るからに『能無し』だし。
しかし、震災の影響がこうも広範囲に広がるものとは考えませんでした。
上司に進言したそうですが「M8以上は想定しなくて良い!」と却下されたそうです。
今日の新聞のコラムにある医師が投稿していましたが「手術の成功確率80%」と
言うのは、手術をする以上成功させるのは当たり前で、残りの20%は術後の
感染症等のリスクを想定したうえでの数字だそうです。
要するに「『想定外』というのは『科学的な思考じゃない!』」と言う事です
東電が「想定外」を連呼するのは科学的に物を考える事が出来ないのでしょう。
今後の東電については政府が出資して国営にするにしても、経営陣はもちろん
100%減資して株主も責任を取らなければ国民が許さないでしょうね。
(100%減資と言う事は株券が0円、つまり紙くずになると言う事です)
せっかく魚市場を整備したり、船を修理したりしても、
風評被害で魚が売れなければ、復興がどんどん遅くなってしまいます。
一日でも早く原発事故を何とかして欲しいです。
一番可哀想なのは、東電の末端社員や子会社の社員、そして消防庁のハイパーレスキューや自衛隊の原発の真近で放射能漏洩をひっしにおさえようとしている皆さんです。
こういったときに、宗教とっての信者、国家とっての国民、軍隊とっての兵士といったひとは既得権者などのために嫌おうなく戦地送り込まれ、そしてそいつらのために死んでいくんです。いやゆる権力者にとって都合のいい盾というわけです。
本当だったら今回の原発事故はある意味人災だと思います。想定外といっておりますが、どんなことでも想定しておくのが上の役目だと思いますので、こいつらが原発の放射能漏洩を前線にたって止めるべきですw
提督がおっしゃるとおり、震災が起きてみて判ることもありましたが、「もし」ということも考えて上の者たちが高い防波堤を原発前に築くとか、もっと震災に強い原発を開発するとかに力を注げば、まだここまで酷い状態にはならなかったのではないかと私は思いますです。
ともかく原発を真近で防いでくれた人々に感謝するとともに、こういう事態に想定外として責任逃れしようとする既得権者に鉄槌をくだしたいです。
お偉方にはビシッ!とやっていただかないと海外だったら暴動ものですよ。