第二十七話カタカリダンスを見る(世界半周旅行記)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/04/20 22:58:07
冒険を夢見るすべての人にささげる世界半周旅行記
第二十七話 カタカリダンスを見る
(前回までのあらすじ)
バックウォーターと呼ばれる船の旅を楽しもうとしましたが、
船が修理中とのこと。
それでも、バス-船-バスと乗り継いで、コーチンまでやってきました。
ここで見つけた喫茶店。最高です。
インドにこんなしゃれた店があるとは...
久々に日本人と会って、話をしました。
(6月4日)
昨日の夜、例の喫茶店に行き、「ビーフスキヤキ」なるものを注文しました。
出てきたのは、焼き肉ピラフというか、ピラフの上に焼き肉と、マッシュルーム、とネギを
炒めた後にあんかけにして絡めたのが載っていました。いや、載っていると思ってしまいました。
でも、食べてみると、ピラフをドーナツ型において、中は全部肉というものでした。
美味しかったけど、量が多かったです。まあ、すきやきを期待する方が無謀でしたね。
さて、そういえば、一昨日、バスに乗っていたときに、隣に座ったインド人の人がいました。
ちょっと見は、西洋人かなと思わせる風貌でした。その彼が、私の腕時計を見て売って欲しいと
言ってきます。いつも誰かがこの時計を売ってくれと言ってきます。(※1)
でも、1000ルピーだというとみんな諦めます。1000ルピーと言えば、普通の人の
一ヶ月の給料の半分くらいの金額です。
でも、この日の彼は、1200ルピー出すと言ってきました。そういいながら、財布からお金を出そうとしています。
この時計はプレゼントされたものだから売れないというと、日本に帰って、同じものを買えばいいと言います。
時計がないと、不便だというと、じゃあ、1000ルピーと、彼の持っているセイコー21石でどうだと言ってきます。
この取引、ちょっと惹かれましたが、彼の時計は、娘さんからの誕生日プレゼントだそうで、
バンドのところに名前も入っているので、娘さんに申し訳ないので断りました。
ちなみに、彼は、Footwareを取り扱っていて、月収が10000ルピーだそうです。
普通に真面目に働いて、月2000ルピー、多くて5000ルピーというのと比べても、
かなりの高給取りです。後に、コーチンで会う約束をしてしまいました。
さて、この日は、朝からKTDCの観光船に乗りました。途中から乗り込んできた男の人が
日本人そっくりで、Canonの200mmのカメラを持っていました。船が止まったときに降りると
日本人の女の子がいました。女の子と一緒にいたインド人(ガイド)が私のところに来て
「日本人か?」と聞くので、「そうだ」と答えると、ほうら日本人だよと言っています。
女の子の方は、私の顔を見て、日本人だとは思わなかったらしい。2日連続です。
この女の子は、美容師さんだかで、一週間の予定でインドを回っていたけど、面白いので
そのまま続けてインドを回っているそうです。
ガイドさんを雇った旅行って、どれくらい掛かるんだろうか。
午前中は観光を済ませ、午後は例の喫茶店に行きました。
ターリーを食べ、パイナップルケーキを食べ、お土産に、チョコレートケーキ、ジャムクッキーなど
沢山買って帰りました。
ホテルへの帰り道、路上で、ジーパンを売っているのを見つけました。サイズがぴったりだったので
買ってしまいました。
また、近所に靴屋さんがあったので、スニーカーを買いました。
インドでは、短パン、スリッパで大丈夫ですが、これから向かうアフリカでは、長ズボンに
靴は必需品だと思ったからです。(※2)
ジーパンと靴で、一週間分の生活費が飛んでしまいました。(※3)
夜はカタカリダンスを見に行きました。
このダンスは、パントマイム+手話(サインランゲージ)だそうです。
顔に丹念にメークを施しており、歌舞伎の役者さんの顔と同じくらいの厚化粧です。
ダンスといっても、芝居のようなもので、40分くらいの内容でした。
お客さんは、最初私だけだったのですが、その後2人ほど来ておりました。
(第二十八話につづく)
※1 Casioの腕時計で、高度計付き、気温、気圧も測れるものです。
※2 日本から持ってきていたジーパンと靴はすでに送り返していたので...。
※3 ジーパンで、210ルピーもしました。靴が80ルピー。
インドで高給取りの人に出会いました。
でも、腕時計は手放せませんでした。
喫茶店でケーキを食べて幸せ。
カタカリダンスも見てきました。
明日は、ボンベイ(現ムンバイ)に向け長旅です。
次回、「第二十八話 40時間の汽車の旅」をお送りします。
乞うご期待。
100円ライターを山のように持って行き、旅費を稼いだのが
「軽勝太の冒険」です。
ぜーったいに大金持ちになれます。
インドではいろんなものが売れるんですね。
わらしべ長者になれるかも(笑)♪
うーん、坂本九の「上を向いて歩こう」の英語訳「SUKIYAKI]から
とったんでしょうか。
外国でお寿司だけは食べたくは無いですね。
ケチャップやマヨネーズがかかっていそうですよね。
すき焼きがそういう形になるんだろう(〃∇〃).。o
海外で聞く日本の食べ物って
かき集めたらすごい面白そうですね♪
外国ででている日本料理に期待しちゃあ駄目ですよね。
って、実は、アフリカのケニアでカツ丼を売っているという情報を得ていて、
すごく期待しているのですが...
最近は、インドでも裕福に属する層が増えてきているそうです。
ちくちくさん
インドでは、そんなにいいものを普通に売っていないので
欲しがるのだと思います。
100円ライターも欲しいと言われたこともありました。
ジュネさん
南インドの、酸っぱくてあまりお勧めしないカレーは、
日本では見かけないですね。
インドカレーと銘打って店を出しているのは、大抵、辛い北インドカレーです。
それも、向こうでは、チャパティーで食べるのが普通ですが、
日本では、高級ナンしかでてこなくて。
こややしさん
はい、何も考えず、荷物が重たければ減らして、
靴が必要になれば、また買います。
そもそも、行き当たりばったりの旅行なので。
中谷美紀の「インド旅行記」でも、ガイドさんを雇っていました。
多分、インドあたりだとガイドさんを雇っても、そんなに費用は掛からないと思います。
安心料、ボディーガード料と考えれば、安いのかも知れません。
KINACOさん
こややしさんが、連休中にタイあたりにいくそうなので、
ガイドに応募してみてはいかがでしょうか。
強行日程のようですけど...
なんにも出来ませんが、なんでもやります。
余りに寒いので、全く頭が働きません。
再度出直します。うううう、寒い。。。
> これから向かうアフリカでは、長ズボンに靴は必需品だと思ったからです。
と考えながらも、ジーンズと靴を送り返すあたりの計画性がステキすぎます。(^_^;
> ガイドさんを雇った旅行って、どれくらい掛かるんだろうか。
同感ですねぇ。ガイドさんを雇って旅行してる女の子、私も数人見かけましたが、
イマイチ良く解らない感覚です...
乗り合わせた人に「これを売って欲しい」って言われるの、
日本ではありえない気がするし、なんかすごい・・・
行ったとしてもビックリするかもなー( ̄▽ ̄)
てか、常におびえてそうな自分が簡単に妄想できてしまうわ。
最近「世界の車窓から」て番組をよく見てます。
日本ではないよなーって思う汽車の旅を見て、
半周記を思い出してました。
中華か?って感じの・・・インドにもあったんだぁ~
時計人気だねぇ~
その人って高給取りでいわゆるインドの大金持ちではないのね?
カースト制度のなか上がっていった人なのかしら?
しっかし・・・こはるさんって・・・ほんとに日本人じゃないのねぇ~( ̄m ̄*)