馬映画紹介その２９「雪に願うこと」
- カテゴリ：映画
- 2011/06/20 19:38:09
今まで書いたブログを見直したら、この映画は話題にはしたけど、ちゃんと紹介していませんでした。
まずは紹介文から…
東京でのビジネスで成功を垣間見ながらも、経営していた貿易会社を倒産させてしまった矢崎学(伊勢谷友介)。妻からも絶縁され、一流の生活も友人たちの信頼もすべて失った彼は、故郷の北海道・帯広に戻るしかなかった。'ばんえい競馬'の厩舎を細々と運営する兄・威夫(佐藤浩市)のもとで暮らし始めた学が寝起きをともにするのは、個性的な厩舎の仲間、そしてまるで自分と同じように崖っぷちに立たされた、成績が振るわずに処分される運命のウンリュウをはじめとする馬たち。やがて学は命のぬくもりにあふれた厳しくも地に足のついた生活の中で、自分の弱さと向き合い、新しい一歩を踏み出す手がかりをつかんでいく…。
出演は他に、小泉今日子、吹石一恵、草笛光子、山崎力などなど。厩舎のお母さん的な存在の小泉今日子がいい味を出しています。原作は、鳴海章「輓馬」。ばんえい競馬の厳しい世界。自分のことがわからなくなってしまっている母親。なかなか勝てない女性ジョッキー。厩舎の地道な作業を続ける中で、学は少しずつウンリュウと心がふれあっていきます。夜明け前の調教シーン、馬体からの湯気。綺麗です。派手な映画ではありませんがお勧めの一本です。
第１８回東京国際映画祭グランプリ・監督賞・最優秀男優賞・観客賞を受賞。2005年公開。
なかなかできないですね。
目をつぶりたい部分です。
一番大事なことですよね(*^_^*)
それを一番教えてくれているのが馬かもしれません。
まさまささん、ありがとう。
映画もいい仕上がりです。
地道に生きて行くのが一番ですね＾＾