Nicotto Town


何でも屋のブログだヨン


声が聞こえない

ふと気がつけば、ここまで歩いてきた
どこまで歩こうかと、決めたわけでもなく
ただ、悲しみに包まれた心に
連れられて、こんなにも遠くまで来てしまった

悲しみは、もう忘れ去ったと
空の鳥たちと友達になったときから
どこかに行ってしまったと思っていた
確かに、思い出すこともない、何もない

ふと前を見れば、何も見えてこない
ただ、霧に包まれているだけでなく
泥沼のように、前に行くことのできない恐怖
そして、過去へのしがらみ

後悔だけが自分の過去だろうか
恥ずかしい想いだけが
傷つき、傷つけた事だけがすべてだろうか
手のひらの中に、悲しみふるえる涙しか残っていないのだろうか

冷たい風
冷たい雨
冷えきった心

もう、誰もぼくの気持ちを分かってはくれない
だれも、信じることはできない
だれとも、一緒に歩くことはできない

悲しみは、ひととき
孤独はひととき、
でも、愛する心を失うことは、自分の鉄のような勇気を失うことに似ている。
裏切られることが、裏切ることよりも悲しみは少ない

どこかに、自分の居場所があったかもしれない。
後ろをみれば、遠くの山や遠い過ぎ去る雲も見える
深い川も渡ったし、雨の中の泥道も見える
でも、どうしても思い出せない。
愛する人がいたことを

声が聞こえない
思い出せない、強く雨が降る夜
冷たい涙に、凍るようにして夜道を歩いたとき
愛した人がいたことを

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2011/06/29 17:20
すごい深い詩ですね・・・
なんか悲しい気がするし、孤独という文字が頭に浮かんできます
アバター
2011/06/27 23:57
ん~意味深です。恋人でしょうか・・・家族でしょうか・・・親友でしょうか・・・
アバター
2011/06/27 20:12
切ないですね・・・

すごく好きだった人を失った時、
もうその人はこの世にいない人だって思うことにしよう、、、と思ったことも。

「死んでしまったんだ」って思い込んで、
そうすることで少しでも立っていられるのなら、、、。

そんな安易な気持ちで、
気がついたら、
自分が本当に別の過去を作り上げてるような気がして・・・。

普通に抱えていけたら、その方が健全なんでしょうね~。。
アバター
2011/06/27 20:04
何かの歌詞?



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