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交通事故(死んだのに、改善策にいかされない人々



交通事故 (自動車同士の事故で自転車の運転手逮捕)


●読売新聞記事引用)

事故を誘発容疑、自転車の男逮捕…2人死亡 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110524-OYT1T01101.htm 

大阪市浪速区で12日、中型タンクローリーが歩道に乗り上げ男性2人がひかれて死亡した事故で、自転車で不注意に道路を横切ろうとして事故を誘発したとして、大阪府警浪速署は24日、容疑者(60)を重過失致死容疑で逮捕した。 
容疑者は「車の有無を確認せずに横断した」と容疑を認めている。 

発表では、容疑者は12日午前8時55分頃、同区日本橋東の国道25号を自転車で横断しようと走行中の乗用車の前に飛び出し、避けようとした乗用車が進路変更して後続のタンクローリーの進路を塞いだ結果、事故を引き起こした疑い。

その後、中型タンクローリーが歩道に乗り上げ男性2人がひかれて死亡した。
 
この事故で同署は、タンクローリーを運転していた、石油製品販売業の容疑者(55)と、乗用車を運転していた会社員(43)を自動車運転過失致死容疑で逮捕している。 



●日本の国会議員が、取り組まない事の一つに、死者の統計の問題があります。
前も書きましたが、欧米では、交通事故の三十日以内死者数がメインです。

●日本では、24時間たってから死んだ人の悲劇は、
その後の交通事故対策や街づくりにはいかされません。

以下、  下野新聞の記事

統計外の「交通死」19人 昨年1年間、県警まとめ

(7月18日

 交通事故の発生から24時間以内に死亡した場合を交通死亡事故と定義している現行統計がある一方、事故発生から24時間が経過して以降、30日目までに死亡した場合の統計もある。「30日死者」だ。県警によると、昨年1年間の県内の30日死者は19人。昨年の24時間以内の死者数146人と合わせると、交通事故が原因の死者(30日以内死者)は165人に上る。今年6月に宇都宮市で発生したひき逃げ事故では、被害者は事故の1週間後に死亡。統計上は交通死者に含まれない。一般に周知される数よりも多くの人が、交通事故を原因に命を失っている現状がある。

 県警交通企画課によると、全国の警察では統計上、事故から24時間以内に死亡した場合を「交通死亡事故」と定義。速やかに事故原因を分析して対策を講じると同時に、市民に周知する。

 30日死者は、24時間経過後から30日目までに死亡し、医師の診断などで事故と死亡に因果関係がある場合を指す。24時間経過後の死者数の把握や国際比較のため、1993年から統計を取り始めた。県警では30日経過後の統計はないという。

 県内の昨年の30日死者19人のうち、事故から2、3日目の死亡はそれぞれ4人。10日目までの死者は14人で全体の約7割を占める。年齢別では高齢者が14人だった。




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