ダーク
- カテゴリ:日記
- 2011/11/07 15:10:08
日本語では『暗黒』になりますねぇ。
物理学では『未知なるもの』となります。
さて夜空に輝く星や星雲、銀河、これらは宇宙の構成物質のどのくらいを
占めるでしょう?
太陽系の惑星や準惑星などは太陽の重力下に引きつけられています。
太陽に近いほど重力の影響が大きいので、引きづり込まれないように早く動きます。
ニュートン物理学の基本です。
ではこれが銀河系のように大きくなったらどうなるでしょう?
中心の超巨大ブラックホールの重力によるものと考えれていますが
シミュレーション実験で、輝く星々だけでは渦巻きをつくりません。
銀河はバラバラになります。
それだけではなく、重力の影響下で星の光が曲がる重力レンズ効果も
説明できません。
そこで仮説的に提唱されたのが『ダークマタ―(暗黒物質)』が提唱されています。
物理効果を説明するために仮説としてたてられたものです。
このダークマタ―、銀河系を包み込むように展開していると考えられています。
そしてさらに未知な仮説が。
宇宙は膨張していると言う話はよく聞かれるかと。
その速度は?と言うことで、膨張速度は遅くなっていると思われていました。
ところが観測結果は逆で、膨張速度は加速していると。
膨張速度が減速しているという仮説は『宇宙の重力効果』によるものとして
考えられましたが、その減速させる働きをもつ重力に反発する何かがある。
そこで考えられたのが『ダークエネルギー』です。
いま、この2つの物質を検知しようと世界中でしのぎを削ってますが
なにしろ、我々の知っている構成物質とは反応しないため、頭を抱えています。
更に驚きの仮説が。
我々が見上げる星空で輝く星々は宇宙全体の10%も構成していないと。
宇宙はダークマタ―が20%、ダークエネルギーが70%を占めていると
仮説がたてられています。
これも、今の星空を構成するためには、という逆説的な推測です。
これら未知の物質は、私達をも取り撒いていると言われています。
実際検出でもされようものなら、世界中のエネルギー問題は
一気に解決されるどころか、現在物理学の制限を超越するかもしれません。
19世紀末に『物理学は全ての問題を解き明かすのは間近』と言われました。
現在は近代物理学は遠く及ばない定説が展開していますが、どこまで
発展するのでしょう?
科学の発展は興味をかきたてられます。
なにで できていて
なにを もとにして そんざいしているのか
ほんとうに ふしぎですよね。。。
うちゅうって はてしない。。。
私 こういうお話し すごく好きなんですよネ~❤
でも…難しいです~~(>_<。)
ところが…難しくても ワク((o(^ー^ )o))ワク♪
http://www.youtube.com/watch?v=V1wA3Z7xrq0