Nicotto Town



頭の体操5

雨、 逃げ出
          し
          た
第四話      後



窓の外にはずっと冷たい雨が降り続いていた。

「僕は、君と出会う為に生まれて来たのかもしれない・・・」

僕はそう言って、ユリアの方に振り返った。

「だから、僕は君の為になら何だって出来る。
君の為だったら、世界中を敵に回して戦ってもいい・・」

僕はいつもの様に、思いつくままに口から出まかせを言った。

ユリアは手に持っていたバッグから何かを取り出そうと
していた。

「そこまで言うのなら・・・取り合えず、殺して欲しい人物が
3人程、いるんだけど・・・」

ユリアはそう言って、テーブルの上にピストルを置いた。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

「大変申し訳ありませんでした!」

僕はその場から走って逃げた。

・・・

・・・

・・・

・・・

6時間後・・・

・・・

・・・

・・・

僕はサトコちゃんと、夜の展望台から見える
雨上がりの星空を眺めていた。

「冬の夜に眺める星空って何だか素敵だわ。」

サトコちゃんが言った。

「夜空には、無数の星が輝いている・・・
 だけど、どんなに美しく輝いている星だって
 君の輝きには、とても及ばないよ。」

僕は今度も言いたい放題だ。

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

「そうやって、いやな事から逃げているのね」

えっと・・・青い髪をした、彼女が言った。







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2011/12/11 22:37
スイーツマンさん

似た様な事は言ったことが?(笑)
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2011/12/09 03:56
この男子の台詞
私もかつていっていた
(嘘) ^^
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2011/11/26 21:24
まゆさん

コメントありがとうございます。

甘い言葉は、実際には甘くない事が結構多いです。
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2011/11/26 21:23
やあさん

コメントありがとうございます。

世の男が全てこうだと言う訳では無いですから(笑)
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2011/11/26 17:29
だ、だまされないようにしないと……

でも、よく考えると、ツッコミ所がある台詞ばかりですね。
アバター
2011/11/26 10:17
おおーーい・・・。

これだから、男は信用出来ん(--;

むむむむむぅ。



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