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ドイツ放射線防護協会…フクシマ事故…報道発表


ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242

先日のベルリンの講演会会場には主催団体および参加団体のパンフレットやチラシなどが置いてあった。その中にはドイツ放射線防護協会の会長によるフクシマ事故に関しての新しい報道発表もあったので貰って来た。

重要な内容と思われるので翻訳して日本へ紹介したいと考えたが、この両日は他の用事がいろいろあって私には余裕がなく、在独の親しい友人(翻訳業に従事)に相談したところ、快く翻訳を引き受けてくれた。ありがたく訳文を受け取り、ここに転載させて頂く



放射線防護協会

Dr. セバスティアン・プフルークバイル

2011年11月27日 ベルリンにて

報道発表

放射線防護協会:放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も軽んじられてはならない。

放射線防護協会は問う:住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や病人を何人容認するつもりだろうか?

    放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜて「安全である」とし て通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁 止に抵触しています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告するものであります。さもなければ、日本の全国民が、忍び足で 迫ってくる汚染という形で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。空間的に明確な境界を定め、きちんと作られ監視された廃棄物置き場を作らない と、防護は難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のまま汚染された物や食品を取り扱っていくと、国民の健康に害 を及ぼすことになるでしょう。

    焼却や灰の海岸の埋め立てなどへの利用により、汚染物は日本の全県へ流通され始めていますが、放射線防護の観点からすれば、これは惨禍であります。そうす ることにより、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に廃棄された汚染灰から、材料に含まれている放射性核種は順当に環境へと運び出されてしまいます。放射 線防護協会は、この点に関する計画を中止することを、早急に勧告します。

    チェルノブイリ以降、ドイツでは数々の調査によって、胎児や幼児が放射線に対し、これまで考えられていた以上に大変感受性が強い、という事が示されていま す。チェルノブイリ以降のヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領域で大変重要な変化が起こっています。つまり、低~中程度の線量で何十 万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツの原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の検査も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダ メージを与えることを強く示しています。放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供の居る家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう 支援することを、早急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることを、悲劇的で間違った決定だと見ていま す。

    日本で現在通用している食物中の放射線核種の暫定規制値は、商業や農業の損失を保護するものですが、しかし国民の放射線被害については保護してくれないの です。この閾値は、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを日本政府が受容しているこ とを示している、と放射線防護協会は声を大にして指摘したい。いかなる政府もこのようなやり方で、国民の健康を踏みにじってはならないのです。

    放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるのかと言うことについて、全国民の間で公 の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありません。それ以外の原子力ロビーと政治の世界でも、その議論はこれまで阻止され てきたのです。

    放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに懇望します。できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どうか食品の暫定規制値を大幅に下げるよ う、そして食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組織されている独立した検査機関を支援してください。

    放射線防護協会は、日本の科学者たちに懇望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射線とは何か、それがどんなダメージ引き起こすかを、市民の皆さんに説明してください。

放射線防護協会

会長

Dr. セバスティアン・プフルークバイル



r n a o 様の日記より・・・memo
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=57654&aid=34941649

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2011/12/09 00:15


2011-11-30

Eisbergの日記 様

ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表

http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111130/1322642242

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2011/12/09 00:15


たんぽぽ日記 戦争のない世界へ

2011年12月06日
明治乳業の粉ミルク「ステップ」からセシウム検出「あらかじめ計算された放射線による死」より引用

皆さん、原発事故以来、私が一番恐れていたひとつである、
乳児向け粉ミルクから放射性セシウムが検出されました。

製品は大手メーカーの明治。
しかも、政府やメーカー独自の検査ではなく、
消費者からの指摘によって汚染が明らかになりました。

そして、国は汚染値が1キログラムあたり30ベクレル程度なので、
回収は求めないと言っています。

今、テレビに国立食品研究所の人物が登場し、
「水で7倍くらいに薄められて飲まれるので、心配する必要はない」と言っている。

赤ん坊が放射性ミルクを飲んでも心配ないとは始めて耳にする言葉だが、
あなたは国が言っていることを信じられるだろうか。

消費者から指摘されるまで調査結果も公表してこなかったメーカー、
そのメーカーを取り締まるはずの国が、
「大丈夫。安心」だと言っている。

恐るべき国に変貌してしまったようだ。
チェンジ!政権交代!大阪都構想!

マスコミが騒ぎ立てるキャッチフレーズにろくなものはない。

最も信じられるものは自分の知識と感覚だけである。

あらゆる食品の汚染値を計測し、
インターネットで流すことが必要とされている。


以下は、消費者団体フードウオッチ(foodwatch)とIPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部のレポートからの引用です。

以下こちらへ 
  ↓
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/10520242.html

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2011/12/09 00:15

殺人企業…赤ちゃんにセシウム入りの粉ミルク
* カテゴリ:ニュース
* 2011/12/07 23:50:34
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=689818&aid=34956179

1)セバスチャン・プフルークバイル博士(Dr. Sebastian Pflugbeil)の今回の講演用パワーポイント資料
http://www.jca.apc.org/~uratchan/harappa/pflugbeil/Chernobyl%20Germany%20Fukushima-J.htm

2)あらかじめ計算された放射線による死:EUと日本の食品放射能汚染制限値フードウォッチ・レポート(PDF)、
http://www.jca.apc.org/~uratchan/harappa/foodwatch.pdf


録画日時 : 2011/10/12 13:39 JST
13:30-14:55 真実を見極める :セバスチャン・プフ
http://www.ustream.tv/recorded/17826285

13:30-14:55  真実を見極める :セバスチャン・プフルークバイル

真実を見極める チェルノブイリ、ドイツ、フクシマセバスチャン・プフルークバイル(物理学博士、ドイツ放射線防護協会会長)


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2011/12/09 00:12


原発劣化ウラン 低レベル放射能が世界中に拡散している  米科学者 ローレン・モレさんに聞く

http://blog.goo.ne.jp/yudonoyama/e/f016d10ae647d003080a90afb9e1eba3





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